休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

#読書

近藤史恵/小説「サクリファイス」

20140625(了)近藤史恵/小説「サクリファイス」 2009年/小説/新潮文庫(単行本2007年)/中古 <★★★★> もと陸上選手白石がサイクルロードレース(の自分が勝つんじゃなくアシストというシステム)に惹かれて自転車競技に転向する。そこでベテランのチーム…

チャールズ・パリサー/五輪の薔薇 (上・下)

20140617(了) チャールズ・パリサー/五輪の薔薇 (上・下) THE QuincunX/Charles Palliser (訳:甲斐萬里江) 第一部 ハッファム家 第二部 モンペッソン家 第三部 クロウジャー家 第四部 パルフラモンド家 第五部 マリファント家 1998年3月/小…

岩城宏之/「音の影」

20140526(月)岩城宏之/「音の影」A アルベニス 1秒間のキスB バッハ 武満徹さんが最後に聞いた曲B ボッケリーニ 地下鉄サリン事件と「悪魔の家」B ベルリオーズ 五人の好きな指揮者B ベートーヴェン ①ぼくが苦手なベートーヴェン B ベートーヴェン ②絶対…

池谷裕二/「脳には妙なクセがある」

20140520(了)池谷裕二/「脳には妙なクセがある」1、脳は妙に IQに左右される 脳が大きい人は頭がいい!?2、脳は妙に 自分が好き 他人の不幸は蜜の味3、脳は妙に 信用する 脳はどのように「信頼度」を判定するのか?4、脳は妙に 運まかせ 「今日は…

梨木香歩/小説「沼地のある森を抜けて」

20140514(了)梨木香歩/小説「沼地のある森を抜けて」 1、フリオのために 2、カッサンドラの瞳 3、かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話 Ⅰ 4、風の由来 5、時子叔母の日記 6、かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話 Ⅱ 7、ペリカンを探す…

リチャード・リオ/「地の果てに住む」

20140508(了) リチャード・リオ/「地の果てに住む」 Edges of the Earth A man,a Woman,a Child in the Alaskan Wilderness by Richard Leo 野田知佑/訳 第一章 ここはアラスカだ! 第二章 さらばニューヨーク 第三章 深い雪の中で暮ら…

A・マクリーン/「キャプテン・クックの航海」

20140501(了)アリステア・マクリーン/「キャプテン・クックの航海」 CAPTAIN COOK (1972)(越智道雄/訳) プロローグ 第一章 上級水兵 第二章 消えゆく大陸 第三章 ニュージーランドを地図に 第四章 オーストラリアとグレート・バリア・リーフ 第五章 …

ディック&フェリックス・フランシス/「拮抗」

20140426(了) ディック・フランシス&フェリックス・フランシス /「拮抗」 Dick Francis & Felix Francis EVEN MONEY 北野寿美枝/訳 2012年/小説(ミステリー)/ハヤカワ文庫(単行本2011年) <★★★☆> (内容紹介) おれはおまえの父親だ」ロイヤル・アスコ…

安野光雅/「読書画録」

20140417(了) 安野光雅/「読書画録」 樋口一葉 「たけくらべ」 福沢諭吉 「福翁自伝」 正岡子規 「歌よみに与ふる書」 小泉八雲 「耳なし芳一」 石川啄木 「一握の砂・悲しき玩具」 岡倉天心 「東洋の理想」 夏目漱石 「硝子戸の中」 森 鴎外 「高瀬舟」 …

図録/ミレー展 「四季」アース色のやさしさ

20140409(了) ミレー展 「四季」アース色のやさしさ Jean-François MilletContents ・開催にあたって (主催者) ・ミレー展に寄せて ロバート・L・ハーバート ・謝辞 濱田 隆 ・ミレーの新しい見方 アレクサンドラ・R・マーフィー ・ジャン=フランソワ・…

野村進/島国チャイニーズ

20140407(了) 野村 進/島国チャイニーズ 第1章 劇団四季の中国人俳優たち 第2章 日本で大学教授になる中国人 第3章 中国人芥川賞作家の誕生 第4章 留学生は“反日”か 第5章 北国の中国人妻たち 第6章 神戸中華同文学校 第7章 女たちの池袋チャイナ…

新聞の書評に引っかかって

3/24(月) 日記系です。書評もむずかしいよなあ・・・、評と紹介の両面。ワタシには書評は、自分にとって面白そうな本を探すためのもの。日曜の新聞に紹介される程度じゃ大した数にもならんが、もちろんそれで十分。アサヒではエンタテインメント系がちょっ…

石堂淑朗/日本人の敵は「日本人」だ

20140306(了) 石堂淑朗/日本人の敵は「日本人」だ 第一章 「弱者」を甘やかすことが民主主義か 第二章 国連・安保理事国加盟の愚劣 第三章 子供を駄目にした「やさしさ」と「思いやり」 第四章 「女らしさ」を忘れた日本の女 第五章 日本人は所詮「日本人…

佐野洋子/死ぬ気まんまん

20140227(了) 佐野洋子/死ぬ気まんまん 1938-2010/11/5 (1)エッセー 死ぬ気まんまん (2)対談 佐野洋子 × 平井達夫(築地神経科クリニック理事長) (3)知らなかった ―― 黄金の谷のホスピスで考えたこと (4)「旅先」の人 ―― 佐野洋子の思い出 関川…

山崎努/柔らかな犀の角(山崎努の読書日記)

20140224(了) 山崎努/柔らかな犀の角(山崎努の読書日記) 2012年/エッセイ/文藝春秋/(初出「週刊文春」H18/9~H24/3)中古 <★★★★△> このオッサン俳優、いったいどんな本を読んではるんやろう、くらいの軽い気持ちで選択。そうですよ、あの俳優さん。公け…

万城目学/「鴨川ホルモー」

20140211 万城目学/「鴨川ホルモー」 2009年/小説/角川文庫/(単行本2006年:産業編集センター)/ 娘が置いて行った(押し付けられた)もの <★★★★> (カバー) このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせ…