休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

『マイル22』

20200328(了)
映画『マイル22』

  監督;ピーター・バーグ//マーク・ウォールバーグ/ローレン・コーハン/
       イコ・ウワイス/ロンダ・ラウジー/ジョン・マルコヴィッチ
  音楽;ジェフ・ルッソ
  2018年製作/95分/アメリカ/原題:Mile 22/DVDレンタル
  <★★☆>

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(映画.com解説から) 何者かに国家レベルの危険物質が盗まれた。そ
の行方を知るリー・ノアーは重要参考人として政府の保護下にあった
が、そんなノアーを抹殺するため武装勢力が送り込まれる。ジェーム
ズ・シルバ率いるCIAの機密特殊部隊はノアーを国外脱出させるため、
インドネシアアメリカ大使館から空港までの22マイル(約35.4キロ)
を、武装勢力の攻撃を浴びながら、ノアーを護送するミッションに挑
む・・・


作戦が開始されてから、重要参考人を狙っているらしい武装勢力が、来
るわ来るわ、いくら倒しても際限がない。それがおしまいまで。
もちろん、味方もやられたが、全部倒しました、任務完了、、、と行く
わけもないのが近頃のストーリーで、捻られてはいます。
が、なんと言いますか・・・銃やその他火器類と、それを受けてもんど
りうつ側のリアルさは、CGも技術も相まって、めっぽうスゴイ。オット
ロシイ。ありゃあ音が効いているのかなぁ。無人機もおしまいのほうで

ちゃんと出て来て、締めていました。


まあ、、、それだけです。
スカッとさせてくれない。スカッとするのもなかなか難しい。

 

(追)
BS放送の中に(ほぼ最後のチャンネルに)「 Dlife 」というのが
あって、ディズニー系列のドラマで、若干古くなったものを中心に流し
ていました。
中には面白いのもあって、新聞の時間表には載っていないものだから、
追いかけるというようなことはほとんどしなかったけれど、でもまあ、
曜日や時間帯が決まっているらしく、少しだけはそれに近いことをした
こともあります。
近ごろでは『グッド・ドクター 名医の条件』がそうでした。
でもこのチャンネルの放送が3月末でおしまいになってしまって、ちょ
っとガッカリ。カミサンは相当ガッカリ。
ネットの(?)有料サイトにでも移ったらしい。

(追)

町会長になってから最初の仕事らしい仕事、役員総会を今日開く予定

だったのです。コロナのピークが見えるかも、などという淡い期待を

持っていたので、これをなかなか中止できずにいて、昨日ようやく中

止の案内を作って、あたふた役員全員に配りました。中止の決定が遅

すぎだと怒っている人も絶対いたことでしょう。

(ごくごく近所のPLの花火大会も中止になっちゃいました)

総会当日の今日はとりあえず平穏。

新メンバーでの町会に、いきなりケチが付いた格好です。勿論いたし

かたないこと。

役員同士の紹介のし合いも叶わず。ほとんど顔がわからない。

これから、いくつもの案件の資料をまとめ、承認・非承認を問う文面

などをつけて、各班長に配り、班長から全役員に配布してもらわねば

なりません。それをまとめて、結果どうなったか報告し・・・

なんと、それが仕事のたった一項目に過ぎない!

まるで分らないことばかりで、クレームや陳情、慶弔等々、もう戦々

恐々です。前任にべったりで進めるつもりです。もともと学校の先生

だったそうで、なるほどの適任。

・・・

いつか笑い話のように、「町会長の一日」ふうな日記が書ければいい

んですがねぇ。ああ、引き受けるんじゃなかった。

エラ・フィッツジェラルド 第2集(2-1)

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20200321(了)
ELLA FITZGERALD VOL.2 

                                        SIX CLASSIC ALBUMS

(Disc1)
LIKE SOMEONE IN LOVE - 1957            ★★★★
  1~15  (フランク・デ・ヴォール/arr.& cond.,スタン・ゲッツなど)   
PORGY & BESS(with Louis Armstrong) - 1957      ★★★☆
  16~19 (ラッセル・ガルシア/arr.& cond.,ジャッド・コンロン・シンガーズ)
(Disc2)
②PORGY & BESS(with Louis Armstrong) - 1957 Cont.
  1~11 

  CD/2013年/4枚組/ジャズヴォーカル/REGOJ/輸入/中古

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第1集を聴いてからからずいぶん経ちました。もう4,5年たっちゃったん
じゃないかしらん。なかなか順番が回ってこなかった。

 

①はウィズ・ストリングスといった類で、基本すべてラブ・バラード。 
エラにもこんなアルバムあったんですね。エラとしては、最高に甘くか
わいく歌っています。ほんとうに丁寧な歌唱。無論このジャンルには強
豪がいっぱいいますからね、色気よりは声質からしてスウィングするほ
うが主のエラとしては、一枚ありゃあ十分、みたいな珍しい録音なんじ
ゃないか。 ワタシが知らないだけで、ほかにもあるのかもしれませんけ
どね。それにご本人だってこういう歌い方も決して嫌いじゃない・・・
そんな気がしました。
映画音楽のサントラもいろいろ担当したフランク・デ・ヴォールがアレ
ンジと指揮。さすが。録音が古臭く豊かな音とは言えないけれど、十分
立派。知った曲がちらほらあるのも良かったな。


②エラとルイ・アームストロングのバックは、ラッセル・ガルシアのア
レンジと指揮によるラッセル・ガルシア・オーケストラ、ジャッド・コ
ンロン・シンガーズ。このバンドは知りませんでしたが、無難以上のア
レンジと演奏。なかなかニュアンス豊かにつけてました。
こんな63年前の古いアルバムに言うことでもなかろうが、エラとサッ
チモの歌を中心にしたジャズそのものに仕立てたものに、立派なオーヴ

ァーチュア(序曲)をけたこと自体が、なんだかすごいじゃないか…


実はこのエラとルイの『ポギーとベス』はずーっと敬遠してきたんです。
ジャズのアルバムとしてはどう見ても特殊な位置づけになる。クラシッ
ク作品(≒オペラ)に近いし、黒人だけのものだし。だからなのかもし
れない、、、って、敬遠/忌避の理由にはなってませんけどね。
でもまあ、そんなに敬遠し続けなくてもよかったかな。全体の構成もア
レンジもお二人の歌唱も、ドラマにこだわったものじゃなく、ジャズの
スタンダードナンバーとなってしまっている名曲を、序曲以外はいわば
上手くつないだだけ。
少し構えさせられはしたけれど、思った以上に楽しめました。

 

元のアルバムで、無理やり二つに分けました。

というのは、元の6枚のLPを4枚のCDに入れるという企画だからです。

7枚のアルバムを4枚に入れなおしたものと大して変わりません。悪評は

当然です。


残りは後日・・・

葡萄畑に帰ろう

20200319(了)
映画『葡萄畑に帰ろう』

  監督;エルダル・シェンゲラヤ
  2017年製作/99分/ジョージア/原題:The Chair/DVDレンタル
  <★★△>

金曜日の夕刊に紹介記事がありました、去年だったかな。観た後引っ

張り出してみましたが、その記事の評には納得できませんでした。

(面倒なのでアップしません)

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<映画.com解説から> ・・・ジョージア映画界の最長老監督エルダル・シ
ェンゲラヤのヒューマンコメディ。政府の要職に就くギオルギは、故郷
に残した母親のことなどすっかり忘れ、大臣の椅子の座り居心地を満喫
していた。早くに妻を亡くし、娘との折り合いはあまりよくないものの、
新しい恋も手に入れ、順風満帆な日々を送っていた。しかし、ある日突
然、大臣をクビになってしまう。ジョージア国会副議長を務めるなど、
政界で活躍した監督自身の経験をベースにした権力社会への風刺を、大
らかなユーモアで包みこみ、ジョージアの魂とも言える葡萄畑が広がる

故郷への愛がつづられる。

 

ジョージアの映画界のことも政治のことも存じ上げませんが、、、解説

文を読むかぎり、いたってまともな筋立てに思えますね。
実際は、カミサンと観ていて、ああこれを楽しいとか新鮮だとか感じら
れるのは、相当ふところの広い映画ファンなんだろうなあ、と。
筋立てというようなものかどうか怪しい。日常でもないし、いわゆる非
日常でもない。敢えて言うなら、政治に関与しているファンタジー、と
いうような言語矛盾みたいな言い方になるのかしらん。
これほどまでのすっとぼけぶり、“大らかなユーモア”でもって包まなき
ゃならないってのが、一体どういうことなのか、それこそ考えこんじゃ

うよ。

 

なんの大臣だったかというと、「国内避難民追い出し省」の。そもそも

これ、なに?
この省の中では平職員は(たいてい女性なんだが)ローラースケートで
庁舎内を動き回っている。
大臣の手に入れた椅子は空から降ってきた代物で、時折狂言回しのよう
に喋りふざけ、フロアを勝手に動くのみならず、宙に浮いたりもする。
ギオルギに一見尽くしているようでもある。尽くしていると言えば、ト
ランペットをはじめ、いろんなものもときどきアニメーションのように
動き回って、楽しませようとしてくれる。これもやはりあるじたるゲオ
ルギに尽くしているようでもある。わからないけど。
で、ゲオルギは避難民を追い出す作戦(!)に出るが、与党は負け、ゲ
オルギは追い出されて、行く(住む)ところがなくなる。たった一カ所
(ポスターの表わすような場所)を除いて。でも真剣さまったくなし!
そう思って観ていると、物事みなふわふわ踊っているような気がしてく
る。批評や風刺が主なのか、そうでもないのかと、考え込むこともない、
達観を通り越して何か別世界での表現のよう。
広くサービス精神なんだろうと思うけれど、そういうことから醸される
ものに、、、ワタシは共感も楽しさも興味深さも覚えなかった。もし

「夢がないなぁ」と言われても、どうしようもない。

 ワタシの映画言語―表現方法―の乏しさなんでしょう。

 

それと、ワタクシメの装置のせいだったらしょうがないんですが、シー

ンの最中に、フィルムが切れたために繋いだみたいに、プツッと一瞬飛

んでしまうようなことがたびたびありました。もともとなんでしょうか。

わからなかった。

 

 

3/19(木)
三谷幸喜のありふれた生活」(985!) 
今日の夕刊です。このコラム長いですねぇ。
タイトルに惹かれたばあいのみ目を通します。今回は読みました。
 「神」で「殺し屋」シドー
ちょっと前に亡くなった、言わずと知れたマックス・フォン・シドー
のこと。面白かったです。
三谷さん同様、ベルイマンの有名作は観ていませんで、あの長い顔を
初めて観たのはシネラマでの超真面目な『偉大な生涯の物語』。
その頃はまだクリスチャンホームの一員のふりをしていたので、観に
行ったのでした。
どでかい画面、アルフレッド・ニューマンの音楽がけっこう気に入っ
たこと(サントラのLPを買いました!録音は正直に言ってよくなかっ
た)、母マリヤ役のピア・アンジェリがすごく美しいと思ったこと、
等々ちょっとだけなら覚えてますね。そうそう、百卒長役で、ジョン・
ウェインが一瞬ぬぼーっと映りました。逆光でシルエットふうだった
か。何か一声発したような記憶もあります。

春雨の中の散歩

3/28(土)

春雨の中の(犬ころとの)散歩です。

 

ウグイスの声を聞き始めてもう一か月ぐらいになります。
今年ははじめっからちゃんと鳴いている。ヘタクソな鳴き方のは聞かな
いですね。

 

今日は公園のはしごのようなコース。
多くの桜が盛大に咲いています。
ワタクシメは桜の花に興味はありません。根っこのあたりばかり見てい
る。ついつい探し、やっぱりちらほら見つけます、クビアカツヤカミキ
の幼虫が、幹の中で食い荒らしている証拠の“木くず”

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ダイダイ色っぽいのがそう。ちょっと写りがよくなかったですね・・・
この木くずを見つけるのはほとんどみんな太めの老木。若い樹では見か
けない。
公園の立て看板なんかじゃ話にならない。
新聞では見たものの、まだテレビの全国ニュースでは観た記憶がない。
今に騒ぎ始めるんじゃないでしょうか、ことが日本人の多くが好きな桜
なんだから。この外来種のカミキリの影響で、死ぬ桜がどんどん出て大
ごとだとわからないと、いまいち盛り上がらないのかもしれません。
ここ南大阪は被害が大きい地域のはずです。
今年になってからですが、別のコースの公園で、整備をしているエラそ
うな市役所のオッサンに、去年その辺で数回成虫を見かけた旨進言した
んですが、暖簾に腕押しっぽかったなぁ。
「見つけたら殺せ!」ですから、捕虫網を持つ時期になって捕まえたら、
それはもう殺すしかないでしょう・・・(ウーン)

 

M池に常に40羽ほどもいた鴨が今日、俄然減ってました、4-5羽の
み。どうやら渡って行ったようです。

 

数日前に狂犬病その他の注射を済ませたばかりのウチの柴犬娘、今日
は珍しく若干下痢気味。メインの餌が変わったせいでしょうか・・・
ともあれ、今年は、避妊の手術を考えなきゃと思っています。健康と
寿命のために。貧乏夫婦にとって費用はかなり高額なんですけどね。
犬の保険なんてものもあるとは知っていたんですが、入りそびれたま
んまでした。それと、もう2歳になっているんで、間に合うかどうか
というのも気になります。

  以下2枚は動物病院で最近撮ったダニ関係のもの。薬はちゃんと

  購入しました。2枚目なんてヘンな感じのポスター。

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おしまいは、これは散歩とは無関係・・・
いよいよあと数日で、断り切れなかった町内会の重責に就かなきゃな
らなくなりました。話を聞けば聞くほどウンザリ。
上手くいかないことがあった時の言い訳を考えてしまっていることが
多いこのごろです。
新型コロナのことがあるので、通達させてもらった「役員総会」に、
出席するのは勘弁してくれという役員がぞろぞろ出てきた日にゃ・・・
なんてね、はや心配している始末です。

ディック・フランシス/矜持

20200314(了)
ディック・フランシス&フェリックス・フランシス/矜持
    CROSSFIRE by Dick Francis and Felix Francis
    訳;北野寿美枝
    2011年1月/ミステリー小説/単行本/早川書房/中古
    <★★★☆>

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鬼平犯科帳」でも「街道を行く」でも「三国志」関係でもなく、「デ

ィック・フランシス」・・・

 

〈紹介文〉 英国陸軍大尉トマス・フォーサイスは、アフガニスタンで爆弾
によって右足を吹き飛ばされ、6カ月の帰宅休暇を命じられた。 偉大な調
教師で厩舎を経営する母ジョセフィンとは折り合いが悪かったが、ほかに
行くあてもなく、彼は母と義父が暮らす家に帰る。だが、厩務長から意外
な話を聞かされた。このところ厩舎の馬が勝てるはずのレースで不審な負
け方をすることが続いているというのだ。さらに母と義父の口論を聞き、
家計が逼迫していることを知る。彼は母の仕事部屋を調べて、母の個人口
座から毎週2000ポンドもの金が引き出されていることを突き止め、脅迫状
を発見する。母と義父に事情を聞くと、会計士に勧められた節税方法を採
用したが、脱税をしていると何者かに脅され、金の支払いと馬をレースで
負けさせることを強要されるようになったという。会計士の勧めでヘッジ
ファンドに投資し、大金を失ってもいた。トマスは脅迫者を暴き、母の金
を取り戻そうとするが、手がかりとなる会計士は死んでいた。卑劣な手段
でトマスの命を奪おうとする敵と、彼は自己の名誉を賭けた闘いを繰り広
げる。競馬シリーズで世界中の読者に興奮と感動を与え続け、惜しくも死
去したディック・フランシスの最後の作品。


上記はネットに載っていましたが、単行本のカバーの内側の文と同じです。
息子さんと共著スタイルになって復活してから数冊。
もともと奥さんとの二人三脚が長かったようです。で、奥さんが亡くなっ
てからは息子さんとのコンビ。もっとも息子さんは、奥さんとの家内工業
状態だったうちから、どうやらその中に参加していたようですけどね。


主人公は、いくつかの例外を除けば、見事に職業がちがっていまして、こ
の最終作は軍人。それも、アフガンに派兵されて片足の膝から下を吹っ飛
ばされているという障害者。障害者の主人公はひょっとしてこれだけかも。
でも、それだからこその盛り上がりがありました。捕われてしまってとん
でもない態勢にされてしまっているところから、何とか逃れるあたり!っ
て、書いちゃいかんのでしょうがね。


まあ、実は印象とか感想文とか言っても、この程度でして、だからここま
でにしておいてもいいのですが、それじゃあアップするには短いので、ど
うでもいいことを付け加えました。


菊池光さんの男らしいストイックな訳が北野寿美枝さんの訳に替わって第
一作目なんかは、ちょっと違和感を覚えたのですが、その次の作品(もう
息子さんとの共著になっていた気がする)からは、菊池訳に負けないもの
になっていったような記憶があります。
本作品もとても(男らしい)いい訳だと思いました。

 

若い頃に読んだもののほうがきっと面白かったのでしょう、タイトルもい
くつかは思い出せますが、この最終作も水準は維持しています。
これで小説は43冊と、途中までの自伝「女王陛下の騎手」を読んだことに
なります。たいてい古本屋で手に入れた。順番に拘らず、単行本だったり
文庫本だったり。ただダブらないようにだけは気を付けていました。
先日古い文庫本をパラっと見たら、その活字の小さいこと!
こんなちっちゃい字でもって、チェルトナムだとかランボーンだとかいっ
た地名を、何度も何度も読んだんだねぇ。見知らぬ土地なのに、なんとな
く知ってるような気になるのが面白い。


さてさて、長いことほっときましたが、最終作品をとうとう読んじゃった
ので、あと一冊だけになった。20台の後半あたりからポツリポツリと読み
始め、中年になってからは、あまり読まなくなった。それでも知らない間
にあとわずかになり・・・考えてみりゃあ、こんなにひとりの作家を読ん
だのは、フランシスだけかもしれない。
競馬は、東京にいるころに、後楽園の場外馬券売り場で買うのを覚えたも
のの、次の転勤先ではやらなくなりました。
競馬といっても、フランシスの競馬シリーズは、ご本人が障害レースの騎
手だったことから、確か多くが障害レースだったはずで、普通のレースと
はだいぶん違ったんでした。

フレンチ・コネクション?

20200304(了)
フレンチ・コネクション
/パユ、ル・サージュ、メイエ~パユと室内楽の魅力

(1)ショスタコーヴィチ(1906-1975):(fl.cl.p.のための)
   ①ワルツ 第3番 〈マクシムの帰還〉Op.45より(アトヴミアン編) 2:51
(2)ヴィラ=ロボス(1887-1959):(fl.clのための)
   ②ショーロス 第2番 2:27
(3)フローラン・シュミット(1870-1958):(fl.cl.p. のための)
   三重奏のためのソナチネ Op.85
   ③アッセ・ザニメ 2:17 ④アッセ・ヴィフ 1:50 ⑤トレ・ラン 2:31 ⑥アニメ 1:20
(4)ミヨー(1892-1974):(fl.ob.cl.pのための)
   ソナタ Op.47
   ⑦トランキュ 7:05 ⑧ジュワユー 3:05 ⑨アンポルテ 1:54 ⑩ドゥルリュー 6:17
(5)ジョリヴェ(1905-1974):
   フルートとクラリネットのためのソナチネ
   ⑪アンダンティーノ 3:28 ⑫クワジ・カデンツァ 2:43 ⑬間奏曲 3:33
(6)モーリス・エマニュエル(1862-1938):(fl.cl.p. のための)
   ソナタ Op.11
   ⑭アレグロ・コン・スピーリト 4:02 ⑮アダージョ 5:11 ⑯モルト・アレグロ 3:32
(9)ショスタコーヴィチ:(fl.cl.p.のための)
   ⑰ワルツ 第4番〈馬あぶ〉組曲 Op.97より(アトヴミアン編) 2:17

  レ・ヴァン・フランセ
   エマニュエル・パユ(fl)
   ポール・メイエ(cl)
   フランソワ・メイエ(ob)
   エリック・ル・サージュ(p)
  録音:2001年10月①-⑥&⑪-⑰、1998年7月⑦-⑩
  CD/室内楽/Ⓟ&ⓒ 2005 EMI/東芝EMI/邦盤/中古
  <★★★★△>

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抜群のアンサンブルと、一種ニュートラルな音色でした。
カラフルさも十分なんだけど、何故かあまりそう感じさせない。
コスモポリタン(古いか・・・)、現代的(ボケますね・・・)

 

(1)(9)のショスタコーヴィチがなんで前後に置いてあるのかはよくわ
からない。解説者は自明だと書いている、それがタイトルなんだろうが、
ワタシにはさっぱり。でも、どうだろう、導入と口直し、コンサートとし
てのバランス、なんてことなら、違和感は全然ありません。
アルバムとして聴いて、うまいと思います。

 

ワタシが気に入ったのは(6)(3)(4)の順でしょうか。
M・エマニュエルのこの曲(6)は去年も別の演奏で聴きました。
「メリーさんの羊・・・」に似たメロディが⑭と⑯に交じり、⑮ではラヴ
ェルの「マ・メール・ロワ」の中のメロディにそっくりなものが出てくる
ので、印象深いけれど、穏やかなわりにモヤモヤ感の中に一歩踏み込んだ
ような感覚が感じられるという名曲。
F・シュミットはオケ物よりは室内楽が素敵ですね。これ(3)はたぶん聴
くのは初めてだと思いますが、エマニュエルのような不思議な突込みより
は、その前のドビュッシーの仄暗さの(テクニックというより)イメージ、
みたいな感じかな。 ミヨーの(4)は聴いたことがあるような気はします
が、突拍子のなさは少な目ながら、ミヨーらしさは十分で4楽章がそれぞ
れ独特。ここに集められたような音楽のエキス全部を含み、ストラヴィン
スキの荒々しさや新古典までも取り込んででもいるみたいで、実に楽しい。
このアルバム中では最もスゴイ曲なのかもしれないですね。これだけオー
ボエが加わります。

 

ヴィラ=ロボスのショーロス(2)はショスタコーヴィチとF・シュミットの
繋ぎみたい。フルートとクラリネットだけで、なかなか角っこのある音楽。
一方ジョリヴェ(5)は、ミヨーとエマニュエルの間で、ちょこまかと動い
てこれも楽しい。ここではでも結局繋ぎ的にきこえてしまったなぁ。ワタシ
の偏りかもしれません。これだけ聴けば「喜遊曲」というタイプの立派なシ
ョーピース。よく考えられた配置のような気がします。

 

ひとしきり流しては車から出し、また持ち込んではかけるというようなこ
とを繰り返したCDです。
外れるはずのないアルバムだったかもしれません。聴けて良かった。

使いすぎの「感動」

3/22(土)

大友良英さんのことばが「折々のことば」(鷲田清一)にあった。

                          (朝刊)

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当たり前だと思う、ともあれ賛成。


しばらく前に坂本龍一氏の似た趣旨の記事を確か紹介しました。
選手が「感動を与えれる(そろいもそろって馴染まない『ら抜き』、
寒イボが出る!)云々」と言いたがるスポーツ関係についても、似
た感じだと思うんだが、ちょっと構造が違う。
意味も違うから、といわれると、話の接ぎ穂が見つからないんだが
・・・
そのあたりを上手に受けたいい言葉が思いつかない。

「余計なお世話だ!」
に近いんだが、どうもそれでは門切り過ぎてよろしくない。
どなたか、これ(「感動を与えれる云々」)をやめさせるのに、う
まい言い方をしておられないものか。
教えてほしい。