今回見つけたのは、カバーは美麗だったんだけれど、よくよく見てみれば実は古 |
くて、上記『辛口気分』のたった2年後のもの。カバー、もろ警戒色やね。だから |
目についたということかも。写真両方撮っておこう。 |
もう20年も前の本。戦後は‘まだ’50年・・・ でもこういう本の内容の古び方は |
早い。 |
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目次のタイトルからだけでもやはり少し時間がたっていることがわかりはするけ |
れど、まあ・・・ ハハハ・・・怒ってる怒ってる! |
怒髪天を突く、なんて言うのかな。それも際限なくブチ切れまくりの図。 |
ここまで怒るか。2011年には亡くなっている。まさか、ここまで怒った状態で身罷 |
られたわけじゃないでしょうねえ。 |
中の小タイトルまで書けばよくわかるんだけど、ちょっと面倒なんで、パス。 |
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勉強になる面も否定できないが、読んでこっちの気が晴れるというか、すっきり |
するのですな。代わりに尖がった突っ込み(≒蹴り)を入れてもらってさ。 |
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さて・・・たとえば石堂さんの主張のベースになっていたりするものの中に、こんな |
のがある、、、 |
性悪説を唱える宗教は親鸞(何教?)とカトリックだけで、そのほかはことごとく |
性善説。 |
性悪説のほうが断然好ましい、と言っている。 |
性善説は、他の宗教を認めないから。 |
(特にプロテスタントはケチョンケチョン。オフクロに説明することは出来んがね。) |
そうかぁ、、、理屈だワ。 |
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ことほどさような理屈から、あちこち間違いを糺そうと言いつのるが、正論であるに |
もかかわらず、20年たってもいまだに改善していないばかりか、さらにひどくなっ |
ている問題が多い。まあほとんどお手上げ・・・ |
腹立ちの面持そのままに極端な表現を採られている。出版社もそのニュアンスを |
面白がって、そのまま売ろうと考えたんだな。 |
‘フェミニズム’などはよっぽど嫌いなんだ。(嫌われるかもしれんが、実はワタク |
シメもほぼ同感) |
もっともベースの理屈部分にワタシとしては首をかしげたくなるものも、一部あるに |
はありました。 |
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大嫌いな三巨匠 :柄谷行人、蓮見重彦、浅田彰 ここまで嫌うか!(第7章) |
中国・韓国系のこともちょこちょこ入る。(今と若干ニュアンスが違っている) |
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書き足しているとぞろぞろ伸びてくる。この辺で締めよう。おしまいは、、、 |
この方クラシック音楽のファンでして、そのつながりでガツンとやっているのは、グ |
レン・グールドのバッハ。上の3人に対するものもスゴイが、これも相当でっせ。理 |
屈はかなり明快です。そういう見方があるんだ。苦手なのは同じながら、ワタシの
とかなり違うけど、、、判る気がしてしまった。(これも第7章)
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