休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ケクラン;オーボエ・オーボエダモーレ・イングリッシュホルンのための作品集

20230118(了)

シャルル・ケクラン(1867-1950)

オーボエオーボエダモーレ

イングリッシュホルンのための作品集

(1)オーボエダモーレのためのソナチネ Op.194-2(1942-43) 10:48
   ――フルート、クラリネット、ハープ、弦楽六重奏の伴奏による
   ①3:59 ②1:26 ③2:44 ④2:38
(2)オーボエとピアノのためのソナタ Op.58(1911-1916) 24:36
   ⑤6:46 ⑥6:23 ⑦4:41 ⑧6:46
(3)イングリッシュホルンのための独奏曲 Op.216-11(1947) 3:50
   ⑨3:50
(4)オーボエダモーレのためのソナチネ Op.194-1(1942-43) 11:23
   ――フルート、クラリネット、ハープ、弦楽六重奏の伴奏による
   ⑩2:42 ⑪2:22 ⑫2:49 ⑬1:41 ⑭1:47
 
   ラヨシュ・レンチェス(オーボエ/オーボエダモーレ/イングリッシュホルン)
   ショーシャナ・ルディアコフ(ピアノ)
   シュトゥットガルト放送交響楽団メンバー
   録音:1989年11月、南ドイツ放送  Tot.50:37
   CD/室内楽/Ⓟ&ⓒ 1990“audite”Schallplatten/独/輸入/中古
   <★★★★>

 

ふつうだと、こうした選び方になってくると、落穂ひろいふうな感じに思わ
れそうだが、ワタシの場合、ことケクランについてはそんなイメージはゼロ。
言ってみりゃあ「最初っからこれを選んでもかまわなかったんだよ!」
 
(1) なんとも幽玄な感じのソナチネ。各楽章は短い。
全部合わせると10人の合奏になるから、ハーモニーが豊かなんだけれど、
その穏やかで神秘的なさまは、まさにケクラン。牧歌的な風味もそう。ある
いは、べたつかないメランコリー。
 
(2) 誰の影響なのか、この曲の中には尖った表現がある。(1)や(4)よ
りは30年も前なのに。特に第2楽章。
これはどうもほかのCDで聴いたことがある。具体的には覚えていないので、
アップするまでには探しておきましょう。
 
(3) イングリッシュホルン(つまりコールアングレ)独奏。これも聴いた
ことありますね。
これが、ここでは最も遅い作曲。悪くはないが、よほどでないと独奏曲はま
ず興味が湧かない。
 
(4) これは(1)と同じ編成。作曲時期も近い。兄弟のような曲なんだろう。
でも、(1)でもそうだったように、ハープはほとんど主張しない。牧歌的な
感じとかメランコリックさ加減は似ていると思う。
オーボエとの違いは、オーボエダモーレのほうが低音を持っていることぐら
いで、ほかはたいして違いがあるとは思えない。
(1)同様非常に気に入りました。というか、(1)と(2)は以前別のアルバ
ムで聴いて大いに気に入っていた曲です。
 
つまり・・・みんな聴いたことがあるものばかりだったのです。失敗というほ
でもないのです、クラシックでは当たり前・・・ 

(ほかにも聴きたい曲、あるんとちゃうんか?)

(そうなんですけどね)

 

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