休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『ブラック・フォン』

20230131(了)

映画『ブラック・フォン』

  スコット・デリクソン監督//イーサン・ホーク/メイソン・テムズ
  2022年製作/104分/米/原題:The Black Phone/DVDレンタル
 
  <★★★>

問題のありそうな中学3年生ぐらいの生徒と、ヘンテコリンな仮面(いろい

ろ変化する!)を被ったサイコキラーの攻防を描いたホラーで、これまた、
製作者側のほうが楽しそうに作った作品。
このサイコ野郎の被害者の選びかたが、わかりやすいというのが逆に、ちょ
っと変っていることになって、設定の妙はありました。
過去に別のところで引き起こしていたか否かは説明がなかったはずで、この
同じ学校の生徒ばかり狙うもんだから、とりあえず広域のもんじゃない。
 
主役は、冴えない自分の鬱憤を酒と子どもいじめに逃げる情けない男を父親
に持った兄妹で、妹は予知ふうな夢を見る子、兄は野球は上手いが宇宙など
に興味を持つ引っ込み思案な男の子。(はじめ、「ベニスに死す」のビョル
ルンなんとかいう美少年役に似てるなぁ、なんて・・・)
この兄のほうが、失踪者のとりあえず最後の獲物として拉致されて、恐い目
に遭う。
逃げ出すために、妹(の能力)だけでなく、面白いサポートがある。それが、
線の切れた黒い電話機(タイトル)を通してのもの。それらでもって、拉致
された兄にだんだんわけがわかってくる。その過程がアイデアでね、この設
定が面白かった。(これはほとんどネタバレですね、ゴメンナサイ)
 
始めに、1978年と出たので、まあ70年代。実話があるんでしょう。
その頃の(映画の)感じを、8ミリフィルムをところどころ使ったりして、
出しているのも、そういうことが楽しめる方にはいいかもね。ワタシはあま
り興味はありませんけど。
仮面のサイコを演ったイーサン・ホークはオモロかったのか、メイキングで

やけに饒舌に喋っていました。

 

 

 

2/24(金)

「侵攻から一年」ということで、毎日、新聞(朝刊)の半分が(というのは

少しオーバーですが)その関連記事という状態。

いろんな面からのものがあるので、読みではある。といってもねぇ、気分が

さぐことに変わりはない

さまざまな消耗戦の面も、転び方によっては極めて危険だというようなこと

も・・・

 

思い立って、コンサートの予約を一つ(実際には2つ分をいっぺんに)しま

した。(先日聴きに行ったいずみシンフォニエッタ大阪の次回と次々回のも

のです。先日の鑑賞記は近々)

今日は仕事が休み。夕方です。この時間のアップは珍しい。

雨降りですが、これから散歩で気晴らしです。犬ころに気取られないように。