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<映画.com解説から> 「エクス・マキナ」の監督・脚本を手がけたアレック |
ス・ガーランドが ・・・ SFファンタジー作家ジェフ・バンダミアのベストセラー「サ |
ザーン・リーチ」を実写映画化したSFアクションスリラー。不可解な現象が起こ |
る謎の領域「エリアX」がアメリカ国内の海岸地帯に拡大。現地に調査隊が派 |
遣され、元兵士の生物学者レナの夫も加わるが、彼らは音信不通となり行方 |
不明になってしまう。やがてレナの夫だけが生還したものの、瀕死の重傷を負 |
っており昏睡状態に。レナは夫の身に何が起きたのか突き止めるべく自ら調 |
査隊に志願し、エリアX内部の未知の領域に足を踏み入れる。そこで彼女が |
目撃したのは、生態系の突然変異によって生まれた異様な景色と生き物たち |
だった・・・ |
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原題は‘全滅させる’の名詞形。なので、サブタイトルに使ったよう。それじゃ |
ダブってるけどね・・・ |
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映画の出来はともかくとして、非常に‘SF’っぽい。 |
サイエンティフィック&ファンタジック・フィクションというより、昔からの邦訳「サ |
イエンス・フィクション」(空想科学・・・)という言い方のほうがピッタリ。 |
それにスリラー風味も――遺伝子の話にまつわる生物学的な常識をあっさり |
超えてしまって、ゲテモノ染みているので――確かに醸されている。 |
で、まあそんな話で、って、何も分からんでしょうね、、、 |
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映像のカラフルさは、どぎついがゆえにややチープな感じはあって、『エクス・ |
マキナ』ほどの映像美とまでは行かなかったものの、それなりによかったと思 |
います。もっとも『エクス・マキナ』の映像も、すごかったのは屋内でのシーン |
であって、屋外のシーンでは、特にすごいものでもなかったかな。 |
ともあれ、しっとり、あるいはじっとリした雰囲気に貢献しています。 |
役者はそういうホラー的な雰囲気に合わせて熱演しています。でもちょっと空 |
回り気味に感じたのは、じっとりした雰囲気はいいとしても、テンポが間延びし |
がちで、キレや緊張感のあるサスペンスにはならなかったな。そういうものは |
目指してなかったのかしらん。 |
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音楽担当には二人の名があって、ナルホド。 |
映画と同じで、出来はともかく・・・前半は70年前後ごろのフォークギターっぽい |
音(楽曲もそう)が多く、後半では尖って無調やセリーっぽくなります。 |
後半はそれなりに‘効果’はあったようですが、前半のほうは、どういう意図で |
こういうサウンドを選んだのかよくわかりませんでした。 |
どうでしょう、全体に製作費が足りなかったのでしょうか。 |
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SFが続きました・・・ |