休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ハウエルズ:ヴァイオリンとピアノのための音楽

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20181221(了)
ハウエルズ:ヴァイオリンとピアノのための音楽
Herbert Howells(1892-1983)/Music for Violin and Piano
 
(1)ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op.8(1917-19) 15:54
  ① 4:42  ②4:29  ③3:35 ④3:09
(2)子守唄 Op.9 №1⑤(1918) 4:52
(3)ヴァイオリン・ソナタ  第3番 Op.38(1923) 20:41
  ⑥8:49 ⑦3:15 ⑧8:29
(4)3つの小品 Op.28(№2,3,4)(1917)
  ⑨Pastorale 4:06 ⑩Chosen Tune 1:30 ⑪Luchinushka 3:43
(5)ヴァイオリン・ソナタ  第2番 Op.26(1917) 20:38
  ⑫10:04 ⑬4:21 ⑭6:12
 
  ポール・バリット(ヴァイオリン)/キャサリンエドワーズ(ピアノ)
  録音;1993年5月、ロンドン Tot.73:25
  1993年/CD/室内楽 ⓒ&Ⓟ Hyperion Records/輸入/中古
  <★★★★>
 
 
 
 
(1)一聴、ディーリアスを思い出しました。ディーリアスの3つのヴァイオリン・
ソナタは、一時期よく聴きました。
そっくりじゃないけれど、共通するもの、通底するもの、親戚関係という感じの
ものがあります。
 
(2)子守唄っぽい優しさはおおいにあるものの、ちょっとだけ尖った音も聞こえ
て、なかなか素敵です。
 
(3)第1楽章は第1番のどの楽章より激しい部分と第1番のどの楽章より甘い部
分とでできている。第2楽章はピチカートが多く、リズミカルで粋。第3楽章は
生き生きとしていて、かつかっちりとまとまっている。 ディーリアスのような、
どこか締まりのないところがない。その辺、ハウエルズやね。そしておしまい近
くで落ち着き、静かに終わるさまは、もうディーリアスとは全く違う世界。
 
(4) №2,3,4となっていて№1はない。作品番号は同じ。
ロシアっぽい感じがする⑪の綴り。それかあらぬか、音楽も確かにどこかロシア
っぽいところがある気がしました。
 
(5)第1番と似た感じのあるソナタ。つまり、ディーリアスにも似たところがあ
る。1番と3番の間でも第1番寄りという感じでしょうか。
第2楽章緩徐なところの深さが、非常に美しい。第3楽章はちょっぴり新古典ふう。
 
 
ヴァイオリン・ソナタなんて、どちらかというと苦手な曲が多いのですが、この
ハウエルズのもの、よかったですね。実は期待してなかった。このイギリスっぽ
さ、タイプです・・・いいものにあたりました。特に第1番、第2番。
このあとハウエルズでリストアップしてあるのは、ピアノ協奏曲。あまりピンと
くるものではありません。もっとも、いい意味で予想を裏切ってくれたことが多
いハウエルズなので、期待せずにいつか聴いてみましょう。