休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

柳家 小三治/佐藤愛子/中根千枝

1/9(水)
この3つはおおむね「古い記事を読みましたよー」というぐらいのメモ書き
のつもりなので、読んでいただく必要はありません。中身を紹介している
わけでもありませんしね。
どんなかたかなぁという、軽い関心による切り抜きです。

20181225(了)
    語る ― 人生の贈りもの 
噺家 柳家 小三治 ①~⑭
    朝日新聞 2017年10月30日  11月17日

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ずいぶん物持ちが良ござんしてね、一年以上たっちゃった。
小三治さんの落語はまだ一つも聴いたことがありません。
師匠である五代目柳家小さんのものはちょっとだけ聴いたことがあります。
談志とはもともと同門で、談志のほうが兄弟子。この二人は合わないみた
いだけれど、喧嘩をするというようなことはなかったそうな。小三治さんに
言わせれば、国会議員になったり、脱会して家元になったりといった、余計
なことをやらなければ大変な存在になってただろう、とも。
ワタシは小さんの落語は好きですが、談志のはダメでした。
ワタシがこの人を知ったのは、「レコード芸術」などという雑誌で、何十年か
前、オペラについていろいろ文章を載せられていたから。なかなか口が悪
かった記憶がある。カラヤン嫌いだとか。
このインタヴューの連載には、オペラのことなんて一言も出てきませんでし
たけれど。
この方の枕が長くて面白いとか聞いたことはあります。
なにか、すぐそこの図書館にないかな・・・
出世されたんだ。


20181226(了)
    語る ― 人生の贈りもの 
作家 佐藤愛子①~⑮
    朝日新聞 2017年8月14日  9月1日


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なに一つ読んだことがない作家の連載インタヴュー。去年夏の切り抜き。
詩人サトウハチローの妹さんというぐらいしか知らない。
書くネタに全く困らない、相当に困った家族だったようです。
結局ネタになった。その大づかみなことがここにも述べられている。
だから本も面白そうですね。
「血脈」や「晩鐘」は評価も高く、ちょっと読みたい気も起きましたが、まあ
この一族、一家のことなのだから、私小説に近い。 ならば別にいいかぁ、
という感じに戻り、気分的には落ち着いちゃいました。直木賞を受けた作
品もそうですね。
「晩鐘」を書きあげたところで、頭でなく、胸のなかにあったものは総ざら
いすべて出し切ったという言い方をされているので、ああそうなんだなあ、
と。
でも、『九十歳。何がめでたい』は、なんでベストセラーになったのか知ら
んが、年寄りになった気でいるワタシとしては、眼を通してみたいです。
多分読者の多くは女性なんだろうな。
そのくらいの感想しかありません。
あれまぁ、このかた、1923年生まれ!オフクロと同い年だ・・・


 (1/7の夕刊に、最後の本かもしれないというものが載っていた。
  小説じゃない。宣伝として。)



20181227(了)
    語る ― 人生の贈りもの 
社会人類学者 中根千枝 ①~⑨
    朝日新聞 2017年9月4日  9月15日
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「タテ社会」という言葉の言い出しっぺはこの先生かもしれない。
社会人類学者というと、有名な山口昌男さんのような?
いや違った。山口先生は文化人類学者だっけ。
どないちがうねん・・・ 文化人類学というと、どうしてもこ難しい学問という
イメージが山口先生のおかげですっかり刷り込まれてしまっていますが、
中根先生のほうはどんな感じでしょうか。
今では92歳になられている。
東大の教授をはじめ、“女性初の”という言い方を、いったいどれだけ被せ
られたことでしょうかねぇ。
でも、今じゃ、なんだかケロッとされている感じ。
小さい時から中央アジアに魅せられていたなんて、女性がどうのこうのとい
うよりは、変わり者だったんでしょう。
そして生涯独身・・・


  あと二つ三つ、切り抜きがあります。
  また思い立ったら・・・