20181012(了) |
レッド・ガーランド VOL.2 |
RED GARLAND Vol.2/SEVEN CLASSIC ALBUMS |
〈CD1〉 |
(1)ALL KINDS OF WEATHER -1959 |
①-⑥ |
(2)THE RED GARLAND TRIO & EDDIE‘LOCKJAW’DAVIS - |
MOODSVILLE Volume 1 -1959 |
⑦-⑪ |
<CD2> |
(2) -Cont. |
①-③ |
(3)HALLELOO-Y-ALL -1960(リリース1962) |
④-⑧ |
(4)BRIGHT AND BREEZY -1961 |
⑨-⑬ |
<CD3> |
(4) -Cont. |
①-③ |
(5)THE NEARNESS OF YOU -1961(リリース1962) |
④-⑪ |
(6)SOLAR -1962 |
⑫-⑮ |
<CD4> |
(6) -Cont. |
①-④ |
(7)RED'S GOOD GROOVE -1962 |
2013年/CD4枚組/ジャズ/REGOJ/輸入 |
<★★★★> |
*
もう一か月近くも前のメモになってしまいました。でも結構長いこと、車の中に
ありましたね。
・・・ ・・・ ・・・
少し前にコルトレーンのCD4枚組を聴いていました。 |
全てプレスティッジ盤。LP8枚分のうち5枚のリズムセクションがこのガーランド |
のものでした。 |
技術的には相当に上がっていたコルトレーンを中心に据えるとなかなか大変 |
だったろうと思いますが、長い付き合いがあったからとか、音楽の理解度や対 |
応力といったものがあったのか、他の3人のピアニストよりは、ガーランドのリズ |
ムセクションのほうがはるかに合っていたみたいです。 |
で、このシリーズにガーランドの第2集ってのがあったよなあと思い出して、手 |
に入れてみることにしました。 |
例によって車に放り込んでおいて・・・ |
そのまた少し前に聴いていたハンク・ジョーンズのセットものもとても気に入り |
ました。 |
ふたりともものすごく古臭いタイプの音楽も奏でるし、カクテル・ピアノふうなも |
のも軽く弾いておれるが、モダンなものや新しいものにも対応できる。 |
ハンクのほうが‘小粋’であでやかな感じ。ガーランドのほうは少し色気が少 |
ない代わりに独特なブロックコードの多用と共に男っぽさと推進力がある感じ |
かなぁ。 |
タイプは違うが、どちらも好きですねぇ。 |
60年ほども前の録音を聴いて、ああでもないこうでもないと、車の中で思った |
りしているわけですが、まあねぇ、そういうのも楽しいのです。 |
もっとも、いざ‘鑑賞記’なるものを書こうとすると、どれがどれやらヨウワカラヘ |
ン状態になる。セットものの常。いや記憶力の問題かもな。 |
それにこの4枚組は、ひどいことにアルバム7枚分という半端。アルバム7枚分 |
をCD4枚でに詰め込んだお得感は、手に入れてみる気にさせたんだけれど、 |
聴き進めば、悪い評判通りで、いささかならず具合が悪かった。 |
第1集と併せると、LPアルバム15枚分!これが二つのセット物になり、それら
がさらに中古になって、さらにさらに二束三文に。
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若いころには考えられなかったような事態です。 |
2セット、車に入れときゃあ、当分困らん・・・ ‘困らん’というのもヘンか。 |
(ハンク・ジョーンズに第2集がないのが残念!)
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・(追記) |
こんな写真が一枚だけでも付いているのがうれしい。
ガーランドに覆いかぶさるようにしている男が持っているのは、トランペットか
フリューゲルホーンでしょ?とすると、CD4のアルバム7のセッションでしょう
か。ブルー・ミッチェルってことになる。
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顔なんてたいてい知りません。
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奥はドラムスのフィリー・ジョー・ジョーンズ、あのドラキュラ顔のアルバムジャ
ケットが記憶にある。このお顔ももともとなんとなく覚えがある。ならば手前の
ベースはサム・ジョーンズということか。
やっぱりちょっと違う気がするんだけど、まあいいや、そんなこと。