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〈映画.com解説から〉 「ショーン・オブ・ザ・デッド」・・・などで知られる
エドガー・
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| ライト監督が、音楽にのりながら驚異の運転テクニックを発揮する若きドライバ |
| ーの活躍を描いたオリジナル作品。天才的なドラインビングテクニックで犯罪者 |
| の逃走を手助けする「逃がし屋」をしているベイビーは、子どもの頃の事故の後 |
| 遺症で耳鳴りに悩まされているが、音楽によって外界から遮断さえることで耳 |
| 鳴りが消え、驚くべき運転能力を発揮することができる。そのため、こだわりの |
| プレイリストが揃ったiPodが仕事の必需品だった。ある日、運命の女性デボラと |
| 出会ったベイビーは、逃がし屋から足を洗うことを決めるが、ベイビーの才能を |
| 惜しむ犯罪組織のボスに脅され、無謀な強盗に手を貸すことになる・・・ |
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| 逃がし屋の映画はいくつか見た気がするけれど、これ、面白かった。 |
| 最近新聞に紹介されてましてね、探したらすぐ見つかって。 |
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| 若い逃がし屋のシチュエーションが秀抜で、耳鳴り、音楽(聴くだけじゃなく声 |
| を録音して作る)、優しい性格、車椅子で喋れない育ての親である年寄りの世話。 |
| そうした物事の上に、こじつけのような借金が乗っかっている。この借金がもう |
| すぐなくなる(銀行などを襲う犯罪に加担して)という段階から、物語は始まる。 |
| 逃がし屋家業と恋が間違いなく不協和音を作って、カタストローフに突き進むの |
| がわかるんだけれど、眉をひそめて見る必要はない、話の進み具合に割と楽に |
| 入り込め、身を任せておれる感覚。 |
| いわば音楽に乗せられるようなところもあったかも。まるでワタシの得手な音楽 |
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ではなかったのですが、、、まあ、リズムやろな。
| あり得へんほどの運転技術は当然見どころなんですが、スペイシー(この頃悪 |
| いうわさがありましたっけ)、フォックス、ハムなどの悪役ぶりもなかなか。 |
| お話の流れやエンディングが陳腐にならないよう、うまくまとめ上げたと思い |
| ます。オリジナル作品とあるんだけれど、ほぼコミック。 |
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