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ほぼ同世代のアダムズ(John Coolidge Adams、1947~)の、もっと新しい |
ものをと思って、安いものを適当に選んで聴いてみました。 |
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(1)シティ・ノワール |
涼やかにサキソフォンがピロピロ鳴り、ドラムスが(シンバル中心に)ジャズっ |
ぽいリズムを刻むとっかかり・・・ ジョン・ウィリアムズの映画『キャッチ・ミー・ |
イフ・ユー・キャン』(スピールバーグ//L・ディカプリオ/トム・ハンクス)のサン |
トラの出だしにとても似ていましてね、どっちかが真似たんだろうかなんてちょ |
っと思いました。映画のほうが先なんだね。そのあとはぜんぜん違う進み方。 |
でもとにかく、ミニマルのテクニックが華麗なオーケストレーションと相まって、 |
こんな色彩の大爆発を起こせるんだなぁと・・・ |
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ワタシはカミサンと違って、夜景の美しさはあまり感じないほうで、載せたジャ |
ケットの写真も、是非にと思ったわけじゃありません。 |
でもなんと言いますか、ダークでサスペンスフルな大都会の裏側にあると思 |
われるハードボイルドなドラマの世界を、めちゃめちゃ美化したような感じで |
しょうか。 |
いやあスゴイ。 |
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ドゥダメル/ロス・フィルの演奏があって、ラテンの血が騒いだみたいで、それ |
もとてもいいらしい。ウーン、聴きたいけど、、、 |
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(2)サキソフォン協奏曲 |
どこか「シティ・ノワール」と通じるような音色や感覚があるけれど、色彩の爆 |
発というほどのものはなく、ファンタジックでかなり乾いた抒情や感傷がある。 |
サックス(アルトサックス)というと、どうしてもジャズ的云々とコメントや評は言いた |
がるけれど、そうかしらんねぇ。技巧はかなりのもので、演奏者もかなりの巧 |
者なんだろうけれど、ジャズにはうまいプレーヤーが掃いて捨てるほどもいる。 |
この奏者を持ち上げるようなものじゃないと思う。 |
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あちこちに、昔のミニマルを思わせるところをぽろぽろ見せつつ、カラフルな |
サウンドが楽しめる。 |
これもたいそう都会的で、オシャレな音楽でした。 |
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始めはね、職場のラジカセで小さくかけていて、面白いもくそもなかったんだ |
が、ちゃんと聴いてみたら、「おぉ、いいじゃん!」てなもので、車の中がよか |
った。 |
共にコンサート受けのよさそうな曲でした。
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