休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

JOHN ADAMS/CITY NOIR

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20180810(了)
ジョン・アダムズ/CITY NOIR
(1)City Noir(2009,rev.2013)
  ①Ⅰ. The City and Its Double 13:47
  ②Ⅱ. The Song Is for You 9:22
  ③Ⅲ. Boulevard Night 12:14
(2)Saxophone Concerto(2013)
  ④Ⅰ. Animato 12:28
  ⑤Ⅱ. (cont'd.)Moderato 9:20
  ⑥Ⅲ. Molto vivo 5:53
  デイヴィッド・ロバートソン指揮/セントルイス交響楽団
  ティモシー・マカリスター(アルト・サキソフォン)
  録音;2013年2月(1)、10月(2)、Powell Hall,St. Louis,MO
  2014年/CD/現代音楽(管弦楽)/Nonesuch/輸入/中古
  <★★★★>

ほぼ同世代のアダムズ(John Coolidge Adams、1947~)の、もっと新しい
ものをと思って、安いものを適当に選んで聴いてみました。
(1)シティ・ノワール
涼やかにサキソフォンがピロピロ鳴り、ドラムスが(シンバル中心に)ジャズっ
ぽいリズムを刻むとっかかり・・・ ジョン・ウィリアムズの映画『キャッチ・ミー・
イフ・ユー・キャン』(スピールバーグ//L・ディカプリオ/トム・ハンクス)のサン
トラの出だしにとても似ていましてね、どっちかが真似たんだろうかなんてちょ
っと思いました。映画のほうが先なんだね。そのあとはぜんぜん違う進み方。
でもとにかく、ミニマルのテクニックが華麗なオーケストレーションと相まって、
こんな色彩の大爆発を起こせるんだなぁと・・・
ワタシはカミサンと違って、夜景の美しさはあまり感じないほうで、載せたジャ
ケットの写真も、是非にと思ったわけじゃありません。
でもなんと言いますか、ダークでサスペンスフルな大都会の裏側にあると思
われるハードボイルドなドラマの世界を、めちゃめちゃ美化したような感じで
しょうか。
いやあスゴイ。
ドゥダメル/ロス・フィルの演奏があって、ラテンの血が騒いだみたいで、それ
もとてもいいらしい。ウーン、聴きたいけど、、、
(2)サキソフォン協奏曲
どこか「シティ・ノワール」と通じるような音色や感覚があるけれど、色彩の爆
発というほどのものはなく、ファンタジックでかなり乾いた抒情や感傷がある。
サックス(アルトサックス)というと、どうしてもジャズ的云々とコメントや評は言いた
がるけれど、そうかしらんねぇ。技巧はかなりのもので、演奏者もかなりの巧
者なんだろうけれど、ジャズにはうまいプレーヤーが掃いて捨てるほどもいる。
この奏者を持ち上げるようなものじゃないと思う。
あちこちに、昔のミニマルを思わせるところをぽろぽろ見せつつ、カラフルな
サウンドが楽しめる。
これもたいそう都会的で、オシャレな音楽でした。
始めはね、職場のラジカセで小さくかけていて、面白いもくそもなかったんだ
が、ちゃんと聴いてみたら、「おぉ、いいじゃん!」てなもので、車の中がよか
った。
共にコンサート受けのよさそうな曲でした。

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