休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ナショジオ日本版 2017年12月号 2-1

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ナショナルジオグラフィック日本版 2017年12月号/ 2-1
      ‘本当のイエス
【特集】
(1)考古学で探る本当のイエス
  イエス・キリストとはどんな人物だったのか?謎に包まれた「神の子」
  の痕跡を求めて、エルサレムをはじめとする中東の聖地では、事実を
  掘り起こす調査が続いている。
(2)ワクチンで世界の子どもを救う:
  発展途上国では、ワクチンさえあれば防げる病気で苦しむ子どもが
  数多くいる。先進国の政府や支援団体、製薬会社が手を携え、そう
  した子どもたちを救おうとしている。
(3)失われゆくジャガーの王国:
  南北米大陸にひっそりと暮らし、自然界を守る精霊として先住民に
  崇められてきたジャガー。だが、土地開発による生息地の分断や、
  牙や骨を狙った密猟を背景に、その数が減少している。
(4)ITで変わるアフリカ:
  シリコンバレーに触発されたアフリカの若き起業家たちが、情報技
  術で人々の暮らしに革命をもたらそうとしている。
(5)北朝鮮への米国人観光客:
  今年9月に米国政府が北朝鮮への渡航を禁止する直前、数人の
  米国人が“閉ざされた国”に急行した。
(6)敗れた動物たち:
  米国ミネソタ州各地で行われる家畜品評会。競争が激しく、栄冠
  に輝くのは一握り。敗れた動物はどうなるのか?
【コラム】
●VISIONS 世界を見る
●撮っておきの瞬間
●写真は語る:「北に生きる猫」(土肥 美帆)
●EXPLORE 探求のトビラ
 「祝日が多い宗教は?」
 「大統領のクリスマス飾り」
 「宇宙からメリークリスマス」
●生命をつなぐ「クロクマなのになぜ白い?」
●読者の声
●もっと、ナショジオ
●テレビでナショジオ
●次号予告
●2017年総目次
●日本の百年 「戦前の珍写真 ちゃんちゃんこ姿の猫」
   12月号/2017年11月30日発行/日経ナショナル ジオグラフィック社

(感想)
(1)考古学で探る本当のイエス
ワタクシメの一族や先祖にはクリスチャン(プロテスタント)がたくさんいます。江戸
時代から。だから関わりがなかったとはいえませんが、でもワタシ自身は今は
クリスチャニティにほとんど興味ありません。
クラシック音楽の多くは教会堂や宗教に大きくかかわるものが多いので、興味
がないなどと言ってしまっては、そうした音楽のことなんかわかっていないので
はないかと言われると、反論できない面もあるんですけどねぇ・・・。
エスの動き、特におしまいのほうが詳しく動線を書いてあることと、ゴルゴタ
の丘での架刑の後の埋葬場所に関する調査、そして‘その場所’に建てられ
た教会がどんなふうにどんどん(でかく)変わっていったかってことの調査。
聖墳墓教会の中には、ゴルゴタの丘と墓のどちらも包含してるんだ。けっこう
驚きました。恥ずかしながら知らなかった。
  教会もさぁ、もうこういう時代になっているんだから、映像でもって聖地巡
  礼や、現在のエルサレムガリラヤがどんな風なことになっているのか、
  見せたりしてるんやろうか。
単なる遺跡調査じゃないですからねえ、、、神の子のことだし、ひょっとすると
「その人」を特定することも、すぐではなくても、できるかもしれない。まあ復活
の証拠はさすがに考えにくいけれども。
   ◆今月の表紙:オランダの画家レンブラント・ファン・レインが1640年代
   後半に描いた『キリストの頭部』。レンブラントは近所に住んでいたユダ
   ヤ人青年をモデルにしたのではないかと、美術史家たちは考えている。
                          写真=ブリッジマン・イメージズ

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この記事の話をしたら、オフクロが反応。まあクリスチャンだからな。読み終わ
ったら持ってくるよと約す。こんな小さい字や図なんか読めるのか・・・ いつまで
も介護度は上がらんな。
(2)ワクチンで世界の子どもを救う:
肺炎球菌結合型ワクチン(PCV)にまつわるいろいろ、「ワクチンと予防接種の
ための世界同盟」(GAVI)の活動を中心に、さまざまな状況がレポートされてい
る。でも先は険しい。貧乏・格差・無知・製薬会社の利益優先等々。
ワクチンさえあれば助かるいのちが日々どれだけ失われてゆくかわかって呆
然とする。でも、これがするするうまくいったら、即座に食糧問題のほうが大き
くなるかもしれないけどね、どうなんだろう。
先日の同窓会に出たとき、同組に、世界をまたにかけた上記のようなNGO
参加している女子(たってオバチャンやけど)がいた。驚いた。あんなにおとな
しかったコがねぇ。すごいなぁ。当然のように、もろに連想しました。
(3)失われゆくジャガーの王国:
中南米では、ジャガーを精霊の使いとしてあがめるところが多い。それが今や
・・・とナショジオとしては多いタイプの記事なんだが・・・ジャガー中南米中を
行き来出来なくなってしまった。そこらじゅうが寸断され孤立し、多くで死に絶
えてしまった。大きく残っているのはアマゾンの奥地。いるにはいて、絶滅とい
うわけではない。。
ジャガーがいなくなってしまった地区ではシャーマンは精霊をどうやって呼び出
すのかというと、アヤワスクとかいう薬を使う。何のことはない幻覚剤。 かなり
強力なようで、筆者が試したところ、ものみなに宿る‘宇宙の精神’を感じ、笑
いが止まらなくなった。
ジャガー中南米食物連鎖の頂点に君臨していただけのことはあり、かな
り特徴的な猛獣で、陸上、樹上のみならず水上でも強い!大型の魚のみなら
ず、カイマン〈ワニ〉なんかも一咬みで仕留める。喉ではなくたいてい頭に噛み
つく。その大変な咬む力の説明がなかなか説得力がある。
そんなところです。かっこの良い猛獣。
とはいえどんどん減っている。大きな理由の一つが牙のために狩られる。薬に
なるというのだ。売買の相手は、やっぱりというか、中国。
しかも見つかっても、国は中国との関係のほうがよほど大事なので、不法だと
いうのに面倒なことにはしない。不法業者はそんなことは皆知っているんだと
さ。
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(これ、特に硬いワニだそうです)