休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

サントラ「電撃フリント/アタック作戦+GO!GO作戦」

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20180219(了)
オリジナル・サウンドトラック 「電撃フリント/アタック作戦+GO!GO作戦」
 OMPS “IN LIKE FLINT” ,“OUR MAN FLINT”
(1)電撃フリント アタック作戦(1967)
    ①~⑮
(2)電撃フリント GO! GO作戦(1966)
    ⑯~㉘
  作曲・指揮;ジェリー・ゴールドスミス
  CD/映画音楽/1998年/Rambling Records/邦盤/中古
  Ⓟ1998 Varese Sarabande ⓒ1966,1967 20世紀fox
  <★★★★△>イメージ 2

傑作!!!
(ネット紹介文) '60年代スパイもののサントラの中でも人気の高い『電撃フリン
ト』が、「GO! GO作戦」と「アタック作戦」のカップリングとなり、ダイナミズム溢
れるDSDリマスタリングで登場! ストリングを多用したシャープでドライな音楽
は、今聴いても楽しめる一枚。当時のウォームなアナログ・サウンドを再現し
ただけではなく、それぞれMSマスタリングと DSDマスタリング処理により、元
の音源にはなかった奥行き感をも作り出しているサウンドに。
音は確かにいい。でも“シャープでドライな音楽”? そうですかねぇ。
映画のほうはどちらかは観たはずだけれど、ぜんぜん覚えてません。
ラジオの映画音楽の番組ではよくかかりましたのでメインテーマは覚えてまし
た。好きとか嫌いとかいう前に、いろいろ真似しすぎだろう!とシャットアウトし
ていた面はある。あるいは、軽すぎたのかなあ。嫌いではなかったと思います
が、若いころは特にゴールドスミスに入れ込んでいたわけでもなく、音楽の優
先順としては下のほうだったろう。
今聴くと、その軽さが実によろしい。
J・バリーの「007」、H・マンシーニ、B・バカラックなどの調子のみならず、さま
ざまなジャンルを使ってガラガラポンという感じにできており、それがまた本当
にさまになっている。ところどころにはゴールドスミスらしい音としか言いようの
ないサウンドも混じるものの、いわば他人の褌。こんな真似はアカンヤロ!と
いうのが若い時のワタクシメの感覚だったはずです。
例えば、そう・・・⑦のチャイコフスキーのバレエはまだかわいいが、その次の
トラック⑧になると、変形したメイン二つのテーマのほかに、ストラヴィンスキ
ーの『春の祭典』、ロシア民謡の「ポールシュカ・ポーレ」、チャイコフスキー
白鳥の湖』などがアレンジされてごちゃごちゃ入っている。まあこれだけでも
ソ連がらみであることはよくわかるわけだけれど、ここまでやればそのサービ
ス精神に笑っちゃう。(後日アップすることになるハンス・ジマーさんとは、スタ
ンスがまるで違うのです)
一瞬一瞬にほんとにいろんな音楽を取り込んでいる。たいへんな手間暇だっ
たに違いない。残念なことに、この邦盤にはアレンジャー(A・モートンかA・カ
レッジなのでしょうかねぇ)の名が載っていない。ベース的にはジャズやビッグ
バンド・ジャズなので、時々クインシー・ジョーンズよろしく締まった感じで決ま
る。
ゴールドスミスにしてはむしろ少ない部類かもしれない。「0011 ナポレオン・
ソロ」のテレビや映画はこの部類だったとは思うけど。
軽妙さやコミカルな味をメインに、オシャレなセンスがこんなにあったんかい!
と今更ながら驚いた。
古さは感じないんですよ。
でもね、50年もたったんだ。こんなもの聴いて喜んでいる姿は、孫の代はと
もかく、ワタシの子供たちの代でもヘンに映るかもなぁ。
こっちも年を取りました。

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  *「マット・ヘルム」なんてのもありましたっけ。ちょうど同じころでしょう。
   ディーン・マーティン
   ちょっとぐらい観たかもしれないが、どうせふざけたものだったろうね。
   調べると、音楽はエルマー・バーンスタイン。どんな感じのものだったん
   だろう。フリントと違って、こっちは音楽の記憶がない。