(映画.com解説から) リドリー・スコット監督が自身の傑作SF「エイリアン」の前 |
日譚を描いた「プロメテウス」の続編。・・・ 滅びゆく地球から脱出し、人類移住 |
計画を託された宇宙船コヴェナント号には、カップルで構成された乗組員が搭乗 |
していた。やがて人類の新たな楽園となるであろう未知の惑星にたどり着いた |
コヴェナント号だったが、そこには想像を絶する脅威が存在していた。その恐怖 |
を目の当たりにした乗組員たちは、命からがら星からの脱出を試みるのだが・・・。 |
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お話の流れは、これまで観たものからなんとなく想像がついて、まあだいたいは |
思ったとおりに進んでいきました。 |
でも、別の文明の表現だとか、エイリアンの(開発の)秘密などが描かれるのは |
新しかったかのかな。いやそうでもないんだね。でも悲しいかな、人類の創造に |
も絡んだような話を含む「プロメテウス」、そんなに前でもないのにほとんど覚え |
てませんで、繋がってくれなかった。 |
こんなもんです。 |
もっとも、開発の秘密は、第一作目にだって反映されてないというか、そんな重 |
大なことが繋がっていないと思われたな。それって、むしろほとんどルール違反 |
のような気がしてしまったが、どんなもんでしょうか。きっと作るほうも、こんなに |
続編が作られるだとか、さかのぼって作られるだとかは想定外だったので、お |
話の繋がり具合に無理ができちゃったんじゃないのかしらん。 |
オリジナルのストーリーなるものがあるようで、そこでは複雑な背景が説明され |
ているらしいのだけれど、そこまで調べる気もない。 |
(もう一作、可能かもしれない。) |
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スコット監督は伝説的第一作のジェリー・ゴールドスミスが付けた音楽をよほど |
使いたかったんでしょう、あちこちでそのままいただくスタイルを採っている。繋 |
ぎだけ担当者の地味なスコアにしたというふう。 |
メロディ系のものなら、このあいだ聴いた「フリント」のサントラが端的。「エイり |
アン」のほうは音系、音色系。例えば「フリント」で素晴らしいメロディを奏でたフ |
ルートが、「エイリアン」ではご存じ魅惑のサウンドに変身している! |
ゴールドスミスのオリジナルは実に雰囲気豊かなサウンドなものだから、第一 |
作ではすごい威力を発揮していて、オスカーものだったと思うけれど、本作では |
あのモヤモヤしたホラーの雰囲気にはなっていないものだから、音楽による助 |
太刀の効力はたいしてなかったみたい。 |
映画館だったらもう少しよかったか。いや、そんなことはなかったろうな。 |
でもまあまあ‘楽しく’観られたんだからいいか。 |
リプリー役はちゃんといましたし、ひねりが一つ二つ多かった気がするし、風邪 |
(B型のインフルエンザ)で熱が下がらずに横でヘタッているカミサンもなぜか |
喜んでいたし。 |
〈点数、甘目〉
※
第一作目が製作されたのは1978年か79年のはず。 | 観たのは映画館で、金沢の街の中だったと思い込んでいたんだが、ロード | ショーだったから、そんなに後じゃない。とすると、その前の広島だな。思い | 違いをしていた。 | 子どもはまだ一人だったか、二人になっていたか・・・これが定かでない。 | 職場が広島だった時にふたり目ができた。 | | その後の金沢ではあったけれど、広島では映画館で子供がむずかって鑑 | 賞が中断されたというような記憶はない。 |
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