休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

『ザ・キラー ジョン・ウー 暗殺者の挽歌』

20250811(了)

映画『ザ・キラー 

           ジョン・ウー 暗殺者の挽歌』

  監督;ジョン・ウー/ナタリー・エマニュエル/オマール・シー/
            サム・ワーシントン
  音楽;マルコ・ベルトラミ
  2024年製作/アメリカ/英語・仏語/原題:The Killer/DVDレンタル
  <★★★>

一か月近くレンタル屋に行かず、さりとてネット系で観るなんてこともしな
いので、久々に借りたDVD。ま、特に構える気もないし、大体、レンタル屋
の在庫なんて痩せるばっかりでね、面白そうだと思えるものがあるだけでラ
ッキー!てなもんです。また「リスト」からの取り寄せ、はじめますか・・・
今回は、「準新作」の中に、おおブログで見たことあるぞ、と選択。基本エエ
カゲンです。
 
ヒットマンの話のようなので、「ニキータ」のようにベースが(出自が)暗
いとシンドイかもなぁなんて心配しながら観始めたところ、あれぇ、なんか
暗くない。
確かに若い女性がまあ堕ちちゃい、拾われる。適性を見出されてついた仕事
が殺し屋。個人的な事情は始め、大して説明されないし、上達やトレーニン
グは省略されているものの、あらゆる技能のみならず、頭脳も肉体的にも抜
群。雇い主には、殺しの対象が殺されて当然かどうか確認してから(ちと甘
いが)とりかかるという恵まれ方。
普段は悠々の市民・・・ ハードな面との対比として、雰囲気は柔らかい。
 
映画最初のお仕事は、麻薬がらみのヤクザ4‐5人を一挙にやっつける。
何も持たずに乗り込んだと思ったら日本刀を隠していてね、なるほどですよ。
そのうちの一人が、導入部で刑事に殺さているんだが、その刑事の一人がも
う一人の主役。その殺された男の女として抹殺の場にいて、視力を失いつつ
も殺されずにおかれる女が、さらにもう一人のメインの配役。
 
元のギャングと殺しを請け負った雇い主、デカくて真面目な黒人刑事と女殺
し屋と盲目になってしまった女、彼らの関係が、テクニカルに上手に進んで
行き、やはりあまり暗さを感じさせない。警察内部にもちょっと胡散臭いと
ころがあったりもして、話としてはハチャメチャだから、全員死んじゃって
もいいのに、どうもそんな感じがしない・・・
ウー監督の元の自作なんてものを観たことも聞いたこともないので、ナンで
すが、いくらかアレンジされているんでしょうか。

こういうの、ありなんだ。美徳かもしれない。うまいこと終わってしまいま

した。

邦題はヘン、というか、挽歌じゃない。それに、監督名を間に入れる?
★数、甘いけど、暗くしなかったので。(理由にならへんか)
 
ベルトラミの音楽は、ちょっと中途半端。この映画全体の一種の能天気な雰
囲気に附けるにはこんな感じしかなかったと思えば、しょうがないかなぁ。
なんて勝手に許しちゃう。結果特色無し。まぁこのかた、もともと才能はあ
るのに、なぜか特色は乏しいけどね。
そうそう、気軽に観るつもりで、音声を日本語にしてみたところ、どうして
も日本語吹き替えにならず、目が離せなかった。告白・・・ハハハ。