休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『クワイエット・プレース 破られた沈黙』

20220906(了)

映画『クワイエット・プレース 

        破られた沈黙』

  監督;ジョン・クラシンスキー//エミリー・ブラント/キリアン・マーフィ
  音楽;マルコ・ベルトラミ
  2021年製作/97分/G/アメリカ/原題:A Quiet Place Part II
  <★★☆>

(映画.com解説から)・・・音に反応して人類を襲う“何か”によって文明社
会が荒廃した世界を舞台に、過酷なサバイバルを繰り広げる一家の姿を描き、
全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー「クワイエット・プレ
イス」の続編。生まれたばかりの赤ん坊と耳の不自由な娘のリーガン、息子
のマーカスを連れ、燃えてしまった家に代わる新たな避難場所を探して旅に
出たエヴリン。一同は、新たな謎と脅威にあふれた外の世界で、いつ泣き出
すかわからない赤ん坊を抱えてさまようが・・・
 
こんどのはワタシがカミサン用に借りたもの。また怪物。こいつは悪い。
アチャー・・・続編とは気が付きませんでした。
ばかですねぇ。カミサンには、たいていホラーかファンタジーものを与えて
おきゃあいいんもんだから、、、 注意が足りなかった。
もっとも、不思議なことに結構面白がってました。
 
〈前作の解説〉から一部を拾うと・・・
 ・・・音に反応して人間を襲う「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕し
 た世界で、「決して音を立ててはいけない」というルールを守り、生き延
 びている家族がいた。彼らは会話に手話を使い、歩くときは裸足で、道に
 は砂を敷き詰め、静寂とともに暮らしていた。しかし、そんな一家を想像
 を絶する恐怖が襲う・・・
 
フムフムなるほど。そうか、あの道の白いところは意図的に砂を撒いてあっ
たのか。前作のほうはもう観ないので(でしょ?)、想像ですが、襲ってく
る「何か」をやっつけることができずに終わったんだ。(そりゃそうだよな)
 
今作の始めには、「第一日目」というシーンがあって、これに前作をいくら
か説明させていたんやね。彗星や隕石ではなく、むしろ何か宇宙船のような
ものが不時着でもして、それにはとんでもない奴(エイリアン)が乗ってい

た(か、乗せられていた)。いや、、、隕石なんかのほうが自然かもしれな

い。

「何か」というのは、4本の手足の蜘蛛みたいなやつで、人間の1.5~2
倍くらいの大きさ。何が気に入らないのか、ひたすら人間をスピーディに殺
しまくる。食うだけじゃないみたい。尖った歯だらけの恐ろしい顔つきは、

近ごろ流行っている映画のキャラの顔写真に似ています。映画を観たことは

ありません。

機敏さ狂暴さ以外に特徴的なのは、目がないことと、猛烈な聴力があって、
人のたてる物音にはたちまち反応すること、いまいち頭はよくなさそうであ
ること。ああ、嗅覚もないね。繁殖は不明。実はもう一つあるんですが、そ
れは明かすわけにはゆきません(・・・なんてね)。
 
前作はどう終わったんでしょうねぇ、、、ちょっと知りたい。かなりの誉め
言葉が連ねてあるし、観たほうがいいかなぁ・・・。ともあれ世界中に(ア
メリカ大陸じゅうぐらいかな)奴らは広がっているらしい。
この作品では、その後の「474日目」から描かれる。
SF的なホラー・シチュエーションのお話で、狭い範囲の人々しか描かず、話
を無理して広げないのがいいですね。
邦題のサブタイトルは不出来。
 
ちょっと似たイメージがあるなぁ、と、連想したのがテレビドラマの『ウォ
ーキング・デッド』(シーズン10のとっかかりあたりまで長々観たんでした

か、もう大分忘れちまいました)。 おそらく、荒廃した田舎や田舎町の描

き方のせいじゃないでしょうか。

 

音楽はベルトラミ。いまだにこういう映画(・・・)の担当をしているんで

すね。もったいない気がする。

(これが前作のポスター。やはり、ワタシの選択ミスだったようです)