ブルックナーの7番の時に書いたように、手に入れてみました。 |
モーツァルトを真面目に聴くのはチョー久しぶりです。 |
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この「プラハ」は初めて聴きました。 |
当時のLPは「38番と41番」、「36番と40番」という組合せで、前者は |
持っていなかった。古い話です。
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で、「リンツ」。56年ほど前の録音。 |
懐かしいだろうと思ていたんですが、記憶とはぜんぜん違うんです |
よ。昔のことだからしょうがないっちゃないんですけどね。 |
第一楽章のアレグロに入った途端の‘ぶっ飛ばし’にけっこうびっくり。 |
で、どうしたかって? 笑いましたよ。こんなに早かったんだって。 |
オケが何とかついてゆき、それが録音されたわけですが、必死だっ |
たでしょうねぇ。あらかじめ分かっていないわけじゃないでしょうが、 |
明らかに乗っているとは言い難く、緊張感というより、バタついてい |
る感じ。そうでもないんだろうか。 |
オペラならこれくらいはあることでしょうね。 |
まるでライブ。 |
AndanteのニュアンスやきりっとしたMenuettoはよかった。Finaleで |
はオケも落ち着いていた。 |
と、ライナーを見ると宇野功芳じゃありませんか。両端楽章がいいっ |
て。 |
オケの音はそんなに魅力的じゃないけど、でも演奏自体は一人ほく |
そ笑むに足る面白いものではありましたね。 |
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「プラハ」。 |
確かにねえ、宇野さん書かれているように、こっちはどの楽章も即興 |
的なニュアンスに満ちたもので、上滑りしていない。アンサンブルも |
まあまあ。 |
第一、第二楽章は確かにいいですね。第三楽章はまた高速!でも |
きりりと締まって、こっちは「リンツ」ほどのあたふた感はありませんで |
した。最後は立ち上がって「ブラボー!」と言いそう。 |
これはさらに一人で悦に入ることのできる演奏でしょう。 |
こんなふうにアンサンブルがもう一つなんだが、そのことがむしろ独 |
特のニュアンスを余計感じさせることにもなっている気がする。 |
この方の「名演」とやらは、その辺を好む人が結構多いってことなん |
じゃない? |
いえワタシも、‘名演’に依存ありません。 |
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ブルックナーの7番も多分そんなことじゃないかと・・・ |
55年ほども前のレコーディングに、いまさら何言ってるんだろう・・・ |
てなことを思いながら、次は ブラームスだぞ、なんて思い始めています。
20180117(水) | ブルックナーの7番・・・ラジオで鳴っていたので聴き続けました。 | 第一楽章の終わりのほうから・・・ | アンサンブルは万全じゃないが、スピードあり、てきぱきしている。 | ちょっとオケが完璧でない分、かえって表現充実、流れもいいと | 思う。 | なんとなんと、カラヤン/ウィーン・フィル!しかもライブ! | ほとんど最後の録音の一つらしい。こんなの知らなかった。まあ、 |
ワタシは雑誌を読まなくなってからは30年ぐらいはたっているし、
その後も新譜のオーダーには関わったものの、クラシックなんて
1タイトルの発注数があまりにしれたものなので、かかずらってお
れない。で、結局情報が残らなくなってしまった・・・
| また書くのも我ながら気がひけるが、シューリヒトとなにやら音楽 | の感じが似ている気がした。ハーグ・フィルがウィーン・フィルで | あればこんな感じに仕上がったかもしれない。 | なんてさ、不思議・・・、そう思いたいってだけかもしれない。 | 版は同じみたいな気がする。 | カラヤンの7番、ちゃんと聴いてみようかな。 |
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