昨夜寝る前のトイレで突如思い出した。
(この頃気になってきた回数のことではありません。トランプさんのshithole
発言があったかどうか、とも関係ありません)
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座って小便する男が、若者に限ったことだったと思うが(詳しくはわからない)、 |
4割近くもいるらしいということ。最近聞いて、はじめはビックリ。 |
こっちの子供のころを思い出しても、男子用の小便器はずっとあった。 |
しゃがむほうは、ボットン・トイレだったけどね、あれじゃあ小便は難しかった。 |
まあ、子どもにはというべきかもしれんが。 |
いつごろからと言えばいいのか、今ではしゃがむトイレはぐんと減り、少なくと |
も家庭では男女、大小兼用の座る便器が大半。 |
尻などを洗う水がでたり、便座(これ新しい言葉だよな)が暖かかったり、臭い |
を吸い取ったり。進んでいない国も多いらしいが、日本じゃもう当たり前になっ |
たトイレ。 |
で、これで男が小便をするとき、真ん中の水だまりにすればいいが、そうでな |
いところに落とすと、小さいハネが飛んでトイレを汚し、臭わせがち。これでは |
掃除が面倒だという家人の声を受けての、座り小便増加なんだろうという。 |
いや、理由は想像。ちゃんと聞いたわけじゃないんだが、そんなことだね。 |
おれは座ってしてくれと言われたことがない。座る発想もない。なんか・・・この |
ごろの若者の「心優しさ」(実はようワカラン)の表れの一端であるという気が |
しなくもない。
〇
たまたま藤沢周平さんの伝記的な番組をテレビで観ていたところ、目の前の |
三面記事の片隅に、小菅和子さんの死亡記事があった。 |
偶然だ。2017年12月29日に亡くなっていたとのこと。86歳。 |
そのテレビ番組の中身はドラマ仕立てに再現したドキュメンタリーもので、藤沢 |
のイクメンぶりに焦点を当てていた。(たぶん再放送) |
直木賞作家にとどまらない、いまならスーパーな(古いか!)お父さんをやって |
いたんだね。 |
ワタシとしては、一人の作品をこんなにたくさん読んだ作家はほかにほとんどい |
ない。全集を手に入れて、死ぬまでゆっくり読みたいぐらい。なんてエラソウに |
・・・どうせやらないけどね。 |
それにしても超まじめな、すごいイクメンぶりでした。ご本人はいわば謙遜の勝 |
った大変「普通な」方だったが、やってきたことや経験されたことは波乱万丈。 |
まあ、だいたいは読み知ってますけどね。イクメンの切り口はよかった。 |
で、和子さんは、前の奥さんが娘(展子)さんを生んでそうたたないうちに亡くな |
ってしまい、だいぶんあとで、藤沢が二足の草鞋を脱ぎ、作家として独立する少 |
し前に再婚した相手。和子さんに趣味というほどのものはなく、いわば夫が趣味 |
というかただったと番組では紹介されていた。 |
死亡記事ではただ藤沢(小菅留治さん)を支えた、とあるのみ。(新聞・テレビ) |
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