休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ル・シネマ~フィルム・ミュージック/クレーメル

20171126(了)
ル・シネマ~フィルム・ミュージック/クレーメル
チャップリン(1889-1977)
   /スマイル(映画「モダン・タイムズ」より/arr.C・オガーマン) 3:23
ニーノ・ロータ(1911-79)/即興詩(センチメンタルな悪魔) 5:32
ドゥナエフスキー(1900-55)&ドレズニン(1955-)
   /映画「サーカス」によるファンタジー 7:40
ピアソラ(1912-92)
   /タンティ・アンニ・プリマ〔何年も前に〕(映画「エンリコⅣ世」より  5:12
武満徹(1930-96)
   /ノスタルジア アンドレイ・タルコフスキーの追憶に― 10:54
デシャトニコフ(1955-)
   /<アブシャロムの死>と<タンゴ>(映画「日没」より) 5:31
ショスタコーヴィチ(1906-75)
   /ロマンス(映画「馬あぶ」より、Op.97a-8)(編曲:フォルトゥナトフ) 2:50
ダリウスミヨー(1892-1974)
   /屋根の上の牡牛(シネマ・ファンタジー) 15:56
ギア・カンチェリ(1935-)/ラグ-ギドン-タイム 4:05
ニーノ・ロータ
   /即興詩 ニ短調(映画「愛のない愛人たち」より) 4:15
   ギドン・クレーメル(vn.)
   オレグ・マイセンベルク(p.)
   ⑤ベルリン・ドイツ交響楽団/指揮:アンドレイ・ボレイコ
   録音:1996年5月&11月、独、ベルリン Tot.66:13
   2004年/CD/クラシック系/Teldec/WMJ/邦盤/中古
   <★★★★△>

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※これは親しみやすい映画音楽を単に集めたものじゃない。エンタテインメ
ントとしてはワサビが利きすぎている。むしろクレーメルの雑食的知的好奇
心と表現意欲を刺激する音楽のみを集めている。この読みと作りの面白さ・
鮮烈さ・斬新さは彼だけのもの。 (「CDジャーナル」データベースより) 
簡潔でいい紹介文だと思う。
そして、中身はこの文章どころでないスゴさ。
このころ無類の映画好きであるクレーメルが嵌っていたのは、ロータ、ピア
ソラ、ペルトあたりだったらしいんだが、気持ちの入り方が尋常じゃなかった
ですねぇ。このアルバムも知ってはいたんですけど。
もうずいぶん前、他のアルバムも含めて、ヴァイオリンを弾く長男のCDの棚
から一連のクレーメルのCD(たいていダビングしたもの)を勝手に持ち出し
て聴いていまして、気に入ってはいたんですが、今回ちょっと聴いてみようと
思ったら、自分じゃほとんど持っていない。で、いくつも出ているCDから今回
はこれを選んで手に入れてみたというわけです。
どれもみな素敵でしたが、印象的なもの・・・
①ゆっくりとしたスマイル。ピアノ伴奏が独特だと思ったら、なんとクラウス・
オガーマンのアレンジ。
③絶品のラグタイムなど。恐れ入りました。ヴァイオリンもピアノも・・・
⑤これだけオケ伴、武満。ノスタルジアは観る勇気がないのですけどね。
水、雨、霧、雪・・・。他の演奏で聴いたことあるけど、違って聞こえた。
⑥前半より、あとのタンゴ!
⑧好きなミヨー。この曲、ヴァイオリンとピアノのヴァージョンは初めて聴きま
した。オーケストラ・ヴァージョンとは別物。諧謔やペーソスが強く浮かび上
がる・・・
⑨カンチェリ。奇妙な映画不思議惑星キン・ザ・ザの音楽よりは面白い・・・
今頃言ってもしょうがないですが、人気のアルバムだったようだし、実際傑作
だと思います。多分一度鑑賞記を載せている。6-7年前かなぁ。
他のテルデックへの録音も当然もっと聴きたくなります。