|
(カバー惹句) 50歳を過ぎてゴルフに嵌った国文学者の懊悩、セルフ・ |
ダウト菌に棲みつかれたハンサムなプロの悲劇、夫君が殺されてもマッ |
チプレーに明け暮れた女王――。ゴルフに憑かれた古今東西の名人・ |
達人・奇人たちによる歓喜と狂気のドラマが満載。「読むゴルフ」の伝道 |
師・夏坂健の傑作選。 |
|
こりゃあもう、ゴルフが近づいてきたからこその選択です。同窓会ゴルフ |
コンペ。年2回のお楽しみ。今年1回目。ああ、練習してへん! |
今回は女性陣が参加する。少しだけは気を遣うが、やっぱりいたほうが |
華やぐね、気分が。 |
どうか雨が降りませんよう。 |
|
大半は記憶があります。覚えてないのもあるけど・・・ |
同社の6巻の選集で読んでいたんだと思う。 |
楽しんだ。何回読んでもいい。 |
‘選集’は墓場の手前までは持っていきたいな。 |
もっとも・・・実際のゴルフではほぼ役には立たん。いや・・・そうでもない |
か。ゴルフの基本精神に還るべきであることを、何度も何度も述べてい |
る。それを読み取れないようでは、ゴルフをやる資格はないのだろうし、 |
読み取れているなら、正しいゴルフができ、周りへのしかるべき影響も |
及ぼせるかもしれないではないか・・・ |
ハハハ |
|
今回もページの隅っこをたくさん折った。最後の一篇になって、、、 |
「・・・いつか病気になったり年をとったり、人は思いっきりクラブを振 |
り回すことが困難になる。そのとき後悔しないためにも、もっと大胆 |
にスイングすることを薦めたい」 |
なんてのを読んで、『そうだよな、金もチャンスも乏しくて、ここに出てく |
る人とは比べられないものの、オレも年だから、今のうちに思いきり振 |
り回すべきかなあ』などと思いつつ読み進めていたが、どうもいつもの |
ムードと違っているように感じる。 |
‘ゴルフができないなんて死ねと言われたに等しい’というようなことを |
言った方々の言葉が並び、ご本人もそれに共感されるんだが、大病を |
されていたうえ、まもなく亡くなられたことを思うと、どうもこの篇など、 |
“白鳥の歌”みたいにも思えてきてしまった。 |
本人の言葉はわずかなんだけれど、‘「読むゴルフ」の伝道師’らしくて |
いいかなと、最後の一節を写して本を閉じます。 |
|
1902年からイギリスの首相を務めたアーサー・バルフォア卿は、エッ |
セイ集の中で次のように書いたものである。 |
「もしゴルフがなくても、人は生きてはいけるだろう。しかし、ただ呼吸 |
するだけが生きる証と言えるだろうか。私にとってのゴルフとは、食事、 |
睡眠、読書と同じぐらい大事なことである。コースに吹く風、チクチクす |
る芝、固い砂のバンカー、逆目のきついグリーンがなければ、私にとっ |
ての人生とは、何の意味もない空虚な時間の流れに過ぎない」 |
そして、ゴルファーに大胆な発想の転換を迫るのだ。 |
「あるとき、ゴルフをやめてみるがよい。そのとき痛痒を感じなければ、 |
あなたはそのまま他のゲームに転換すべきである。あなたにとってゴ |
ルフとは、あってもなくても良かったものの一つに過ぎないのだから。 |
一方、ゴルフをやめて一ヵ月、ボールがフェースに当たった瞬間の無 |
垢なる感動に身悶えするほどの恋しさを覚えたならば、あなたは根っ |
からのゴルファー、こちらの世界にいらっしゃい。きっと最高のプレーヤ |
ーとして多くの人に愛されるだろう」 |
さて、今回の手術によって多少寿命も延びたはずである。そこでリハ |
ビリのカリキュラムを作成した私は、まず第一歩として絨毯の上で1.5 |
メートルのパッティングから始めることにした。まさに打球感は無垢なる |
喜び、このところ「ゴルフがある幸せ」に没頭する日々である。 |
|
|
|
5/10(水) |
今はこれしかやっていないゴルフである中学校の同窓会コンペに行っ |
て来ました。 |
いつも恩師の一人が参加してくださる。83歳。その先生と同窓の女性と |
ワタシのスリーサムのパーティ。スコアは3人とも振るわなかったけれど、 |
先生のショット、特にドライバーでひっぱたく音の強さはとても83歳に思 |
えない。一応御歳なのだからと特別ハンデを出していたのとダブルペリ |
アが嵌って、先生は優勝。 |
同様に女性だからと出したハンデが効いて彼女は準優勝。 |
グロスでは負けていないワタシはブービー。商品はあったが、次回半年 |
後の幹事にされてしまった。やれやれ。 |
脚が攣ったりしなかったし、楽しくできたからOK。日焼けした。 |