休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

浅読み

書評を中心に新聞を‘浅読み’していてのメモから・・・
 
12/18(日)
 
イメージ 1
イメージ 2
(投書)
「かくも大きい不在/男のひといき」
右がシリーズ名だ。
大仰な、ちょっと文学的なタイトルが付いているが、中身は身につまされ
る。
妻に先立たれた、ボケていない84歳のオジンのつぶやき。
自分で入った自立型のホーム・・・
ワタシにはこんなものに入る余裕はないし、入る前の海外旅行も、長年の
友人たちとの麻雀もないが、それでも、、、感覚的には分かる気がする。
(ところで、あれだけやった麻雀、多分まだできるだろうな。自転車の運転
みたいなもんで、覚えているという感触がある。)
 
イメージ 3
イメージ 4
(本)
「ゼロからわかるキリスト教佐藤優《著》(新潮社)
56歳。月に90本の締め切りを抱える。90本!!! 冗談でなくそう書いてある。
この人、普通にクリスチャン。
時事評論やっているが、哲学者だと思う。
しかし、、、読んで書く、読んで書く、、、 寝てるんやろか。
本を作るスピード、異常。文字通り出版社主導で本をまとめ上げてしまう
のだろうが、それにしたって、毎月複数冊。
 早死にするよ。
 
イメージ 6
(本)
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ:「セカンドハンドの時代」
 ~「赤い国」を生きた人びと   (岩波書店
昨日の夕刊だったかで見かけた人で、確かノーベル賞受賞者だよな。
苦手な柄谷行人さんの評だが分りやすい。
作り物のルポルタージュでなく、どうやら本物のルポルタージュであって、
しかも「文学」たり得ている、とものすごい褒めよう。
ロシアを切り取っているようだ。
安倍首相に読ませても意味はないやろうな。
 
(本)
石田純一というタレントが時々担当する「悩みに答える」と言ったコラムに、
読みたいリストの上位にある本が載っていた。
 夏坂健」:「ゴルフがある幸せ。」(日経ビジネス人文庫
彼のゴルフ好きは知っている。夏坂健が好きなら、こういってはナンだけれ
ど、わりといいゴルファーだろうなあと推測する。
ぼち、仕入れるかなあ、長いことゴルフ系のものを読んでいない。夏坂さん
の日経の傑作エッセイ選集全6巻に含まれてないならいいんだけど・・・
 
イメージ 5
(本)
「欧州複合危機  苦悶するEU、揺れる世界」 遠藤乾[著](中公新書
いろいろあるが、それでもEUは必要だし、そうやすやすと壊れないはず
だというようなことらしい。
 
 
12/19(月)
(記事)
NYタイムズの11月25日付のコラムで、掲載するには少々時間がたち過
ぎているが、、、(ティモシー・イーガンという方のもの)
オバマさんの退任に対し、「もうすでに彼が恋しい」、彼のジョークが恋し
い、という。
25日も前にすでにこういうものが書かれていたわけだ。
正直に書くと、たいそう気持ちがこもっていると思う。
今度の大統領の言葉を考えれば、、、就任の暁には週ごと月ごとに、ど
れだけのことが出来ているんだとマスコミはわあわあ騒ぎ立て、それに
ぶつけるように、実績込でオバマさんを持ち上げたり讃えたりする記事
は、たくさん書かれることだろう。
‘聖人’にすらなってしまうかも。
 
南シナ海での話。
スカボロー礁で漁をするフィリピンの人たちと、ごそごそやっている中国と
の間で起きている緊張状態を書く記事。一面二面と広く割いて。
居座る中国船とにらみあったり、時に漁民はいぎたなく出て行けと威嚇さ
れている。ドゥテルテ大統領と習首席が会談した後でもこれ。って、なにも
「も」を付けることはない、当たり前のことだよね。
記事のおしまいは、トランプさんは、中国はアメリカに断ってそんなこと始
めているのか、聞いた覚えがないぞ、と言っているとか。さあトランプ政権
はどうする?ふうに結んでいる。
他にも言うことがあるんでないかい?朝日さん。
 
 
12/21(水)
 
これからオフクロの車椅子交換の相談に出かけます。
 
     えー、以下失敗です・・・色が消えません、消し方がわかりません