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(映画.com解説から) デニス・ルヘイン原作のミステリー小説(「愛しき者 |
はすべて去りゆく」角川書店刊)を映画化したベン・アフレックの監督デビュ |
ー作。ボストンの私立探偵パトリック&アンジーが4歳の少女の誘拐事件 |
を捜査する中で、職業的な危機と、個人的な危機的状況に陥っていく・・・ |
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さて、、、 |
もっと南のほうの話かと思ったら、原作者の地元のボストンなんだね。 |
ミステリーとしてはなかなかのもので、こういう狭い範囲の中、いくらでも |
ストーリーのネタはあるものだなあという感じ。 |
中身はミステリーだから書けないんで、子供は親を選べない、みたいなエ |
エ加減なことでお茶を濁すしかない。それと警察や麻薬が絡むこと。 |
でもワタシの感受性(頭脳ではない)からいうと、結果は苦いものだけれど |
も、こういう‘選択肢’であろうがなかろうが、それがいいとか悪いとかでも |
なく、とても分かりやすい話だったとは言えると思う。わかりやすいと言っ |
ては語弊もあるかもしれない。でもなじみの構造の話。 |
ここでの‛育児放棄’は基本的には個人の問題だが、生みやすい社会病 |
巣を併せて見せてくれて、観る者をちゃんと困らせてくれる。起きてしまう
前なら何とかなったろう話が、こうなっては正解はない。
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ルヘインは映画化されてしまうみたいで、「ミスティック・リヴァー」も映画で |
観たんだった。今を時めくミステリー作家。社会派の面も大きいために、長 |
編はちょっとしんどそう。リストアップしたり積読までしていて、実はいまだに |
一作も読んだことがない。なんかもう難しそうな気もする・・・ |