| Sym.3: チャイコフスキーの5番のシンフォニー(第4楽章かな)に明ら |
| かに似たフレーズやサウンドにより始まる。といってもすぐにベターッとし |
| た親しみやすいグラズノフ・サウンドになっちゃうけどね。 |
| ①などグラズノフにしてはメランコリーの度合いが深い。その後テンポは |
| 速くなったりゆっくりになったりするが、メリハリは予想通りたいしたことに |
| はならない。大いにロマンティック。 |
| ②はかわいいバレエ音楽! 木管の細かい夢見るようなフレーズなんか、 |
| どうしてもバレエ・・・ |
| ③チャイコフスキーの『悲愴』から暗さを抜いた(!?)ような感じで、ちょっと |
| だけ陰影のある緩徐楽章。悲しいよりは勿論美しい。ちょい冗長か。 |
| ④わりと堂々とした最終楽章だが、たたみかけるようなことはない。もっと |
| すんなり終わらせばいいのに、最後は不得手なので気が気じゃないとい |
| う感じ。でもまあなんとか無難に締めくくられる。 |
| めりはりがそんなにないので、51分はさすがに少々長たらしく感じられる |
| とはいえ、グラズノフ・サウンド満開の、肩の凝らない交響曲。 |
| 演奏は、時に荒っぽく聞こえたりもするが、ビブラートするホルン、テヌート |
| のトランペットなど、サウンドも一応個性的で、やっぱり、これはロシアな |
| んだと思わせる。そうそう、チャイコフスキーに献呈されているんだった。 |
| <★★★☆> |
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| 春:初めて聴いた。 |
| 春ったって、どの辺のどういう状況なのかはわからない。とてもあっさりし |
| ている。そのあっさり感はすてきだけれど、雰囲気や特徴が乏しい。こう |
| いう標題音楽のうまさはピカイチだとは思うのだけれどね。 |
| 春と言えばワタシにゃ『春を告げるカッコウ』(F・ディーリアス)のような絶 |
| 品が頭にあるので、それに比べると単に「上手だね」というところ。 |
| <★★★△> |
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| ロシアをロマンティックにソフィスティケイトした楽曲たち・・・ま、みんなそう |
| だけどね。 |
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| ほーらね、だんだん長くなる。 |