‘クラシック’なんだから、こまごま書いてもしょうがないことなんだけど、 |
とはいえ自分がよく知っているとも言えないんだから、お許しいただい |
て・・・ |
この2曲はNAXOS盤でもしっかり聴いた。そのときよりいくらか名曲に |
聞こえた。 |
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Sym.4: |
ロシア的情緒を全面に押し出したとある。ワタシの場合は・・・ |
はじめこそ、エンニオ・モリコーネのごときメロディが、イングリッシュホ |
ルン(だと思う)で嫋々と流れるも、じきに、チャイコフスキー、リムスキ |
ー=コルサコフ、そしてなぜかラフマニノフなんてなものを取り入れて、 |
ものの見事に組み上げられ、磨き上げられたシンフォニーになる、、、 |
てなふう。 |
はっとする、どきっとする、びっくりする、といったいわば「外連味」がな |
い。全然ない。いうなれば、良くも悪くも「先生のお手本」かな。 |
3楽章なので、時に感じる冗長さからほぼ免れている。 |
<★★★☆> |
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Sym.6: |
代表的な交響曲であると位置づけられている。まあそうかも。ワタシに |
は、チャイコフスキーの第6交響曲を意識しているかのよう。珍しく悲愴 |
感が漂う。ま、第一楽章だけだけどね。ブラームスがプンと匂った気が |
する。楽曲的特徴は第二楽章の変奏曲形式、第三楽章の「間奏曲」。 |
どんどん明るくなって、最後は祝典風にまでなって、始めの悲愴感は |
とうの昔にどこへやら。 |
<★★★☆> |
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両曲のおしまいのほうでは、若干演奏が荒っぽく感じるところがあって、 |
メリハリの表現なのかもしれないが、こういうところだけはNAXOS盤に |
勝てているとは言えない。特に金管。どうせなら最後まで徹底的に「美 |
麗に」まとめ上げた方がよかった。録音にも NAXOSとは違う問題があ
る。
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2曲とも、かなりの名曲であることに変わりはない。 |