休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

グラズノフ:交響曲第6番

イメージ 1
 
20160609(了)
グラズノフ管弦楽全集 第13集
Alexander Konstantinovich GLAZNOV(1865-1936)
(1)交響曲 第6番 ハ短調 Op.58  35:58 (1896)
  ①Adagoi - Allegro appassionato 11:05
  ②Theme and Variations 11:04
  ③Intermezzo:Allegretto 4:53
  ④Finale: Andante maestoso - Moderato maestoso -
         Scherzando - Allegro pesante -
         Allegro moderato - Moderato maestoso  10:55
(2)幻想曲「森」 Op.19  21:02 (1887)
  アレクサンドル・アニシモフ指揮/モスクワ交響楽団
  録音:1996年7月(1)、1997年2月(2)、ロシア、モスクワ、モスフィルム・スタジオ
      Tot.59:10  
  2000年/CD/クラシック/管弦楽/NAXOS/輸入/ネット
  <★★★>
(CD帯紹介文) 大好評の当シリーズ、当巻では圧倒的内容の豊富さを持つ
交響曲第6番が登場します。なんといっても各楽章ごとの性格の書き分けは
見事で、いかにもハ短調らしい悲愴・哀愁味と豪壮さをもつ第1楽章と、ハ長
調らしく雄大で祝祭的力強さに満ちた第4楽章の鮮やかな対照、切ないメロ
ディーの魅力を味わい尽くすかのように変奏を繰り返す第2楽章と、愛らしい
躍動感に満ちた第3楽章の甘美な魅力と、多彩な楽想があとからあとから
泉のように湧いてきます。カップリングの幻想曲「森」も若書きな作品ながら、
神秘的な開始部や狩を描写する激しい部分をはじめとして、適度な描写的
要素を持つオーケストレーションの面白さと、美しい旋律を堪能できる1曲で
す。
グラズノフでは、数少ない事前に知っていた曲の(1)。
なんですが、体調がよくなかったせいでもないと思う、、、
こんな曲だっけ? 予想外に楽しくなかった。
演奏や録音の質も問題だった気がする。
演奏は凡庸でそっけなく、少々雑。録音は地味、武骨、抜けがかなり悪い。
その上で、、、いかにもチャイコフスキーの亜流です、という感じ。
バレエ音楽「ライモンダ」と比べるのもなんだけれど、バレエ音楽っぽいとこ
ろも多くてね、でもバレエ音楽じゃあない。まあ、バレエ音楽めいたものを交
響曲にまとめあげたようなところもなくはない。
全体的には堂々とし、祝祭的で、明るい。
「森」のほうは交響曲ほどの残念感はないが、何か習作っぽい。
怖さもある深く神秘的な森の情景描写という管弦楽曲。‘いわれ’などは知
らない。
これは(このシンフォニーは)・・・別の演奏で確かめたい気がする。