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(CD帯紹介文) 大好評の当シリーズ、当巻では圧倒的内容の豊富さを持つ |
交響曲第6番が登場します。なんといっても各楽章ごとの性格の書き分けは |
見事で、いかにもハ短調らしい悲愴・哀愁味と豪壮さをもつ第1楽章と、ハ長 |
調らしく雄大で祝祭的力強さに満ちた第4楽章の鮮やかな対照、切ないメロ |
ディーの魅力を味わい尽くすかのように変奏を繰り返す第2楽章と、愛らしい |
躍動感に満ちた第3楽章の甘美な魅力と、多彩な楽想があとからあとから |
泉のように湧いてきます。カップリングの幻想曲「森」も若書きな作品ながら、 |
神秘的な開始部や狩を描写する激しい部分をはじめとして、適度な描写的 |
要素を持つオーケストレーションの面白さと、美しい旋律を堪能できる1曲で |
す。 |
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グラズノフでは、数少ない事前に知っていた曲の(1)。 |
なんですが、体調がよくなかったせいでもないと思う、、、 |
こんな曲だっけ? 予想外に楽しくなかった。 |
演奏や録音の質も問題だった気がする。 |
演奏は凡庸でそっけなく、少々雑。録音は地味、武骨、抜けがかなり悪い。 |
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その上で、、、いかにもチャイコフスキーの亜流です、という感じ。 |
バレエ音楽「ライモンダ」と比べるのもなんだけれど、バレエ音楽っぽいとこ |
ろも多くてね、でもバレエ音楽じゃあない。まあ、バレエ音楽めいたものを交 |
響曲にまとめあげたようなところもなくはない。 |
全体的には堂々とし、祝祭的で、明るい。 |
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「森」のほうは交響曲ほどの残念感はないが、何か習作っぽい。 |
怖さもある深く神秘的な森の情景描写という管弦楽曲。‘いわれ’などは知 |
らない。 |
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これは(このシンフォニーは)・・・別の演奏で確かめたい気がする。 |