かなり久々になったラッブラ。 |
地味ですが、結構好きな作曲家です。 |
緩徐楽章は息の長いフレーズが、早い楽章は重々しく鈍いリズムが、何故 |
か魅力的。 |
分厚い音色が、英国のブラームスやブルックナーって感じじゃないかと連想 |
させるのは、内声部がぎっしり書き込まれているせいでしょうか。 |
その辺はワタシにはなんとなくそう思えるぐらいで、よくわかりません。 |
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2番や6番での、北欧の冷たさや涼やかさよりは、もう少し暖かい3番、7番。 |
時に民謡調が現れたり、巨大なフーガ(3番最終楽章)が現れたりするもの |
の、神経質なところのある音楽というわけじゃない。始めに書いたように地 |
味。でもよく書いてしまうように、地味はまさに滋味に通じているというふう |
で、この音(楽)はワタシにはけっこう快感。 |
宗教的な合唱曲や室内楽を聴いたことがあるけれど、やっぱり交響曲など |
のオケ物がワタシにはいいみたい。 |
音の塊がうごめく風で、メロディが口ずさめるようなものはほとんどない。宗 |
教性もワタシにはあまり感じられない。ストイックではあるものの、筋肉のあ |
る男くささや野太さ(ある種のやぼったさ)みたいなものがあって、それこそ |
が魅力のわけなんじゃないか。ワタシはあらためて好きだと思いましたね。 |
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と、まあ、こんなこと書いて何か意味があるかどうかわからない。 |
ここでの3番と7番。全体としてはわりと似た感じなんだけれど、楽章ごとでは |
性格はかなり違っていて、いろんな音楽を連想させるところがあります。 |
上記ブラームスやブルックナーだけではなく、師匠の一人であるホルストみ |
たいなところもあったり。ちまちましていないのに案外聴きどころが多い気が |
します。 |
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交響曲だけについて・・・今まで聴いてきたことから・・・ |
・シベリウスのような涼やかな感じの始まり |
・宇宙的あるいは神秘的な奥行き、広がり |
・ヴァイキングを連想するような野太さ、筋肉(チューバ大活躍) |
・イギリスのブルックナーとでもいうような息の長さ |
・メロディアスなところ(口ずさめるようなところ)がほぼない |
・禁欲的 |
で、地味! |
交響曲だってまだ全部聴いたわけではありません。他のジャンルも含めて、 |
のんびり聴いてゆくつもりです。 |
これで、聴いた交響曲は 2、3、5、6、7、8、9。残りは1、4、10、11ですか。 |
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今どき、演奏されることなんぞ、本国(英国)を除いては、ほとんどないんや |
ろなあ。いわゆる現代音楽ではないものの、もったいないと思うのだが、ど
うだろう。
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