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(解説から) ・・・そうした先人たちが送った文化の中から、刺すような寒さ |
が続く冬の日に、寒さに耐え、年末年始の準備に追われ、江戸の名物の一つに |
数えられた火事を恐れながら、工夫をして暖を取っていた、そんな冬の季節 |
を扱った落語を収録・・・ |
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①らくだ:△ |
ちょっと前に聴いた志ん生さんのは、口が良く回っていないし、録音も良くなか |
ったんで、面白い面白くないという以前だったけれど、これはOK。長屋にいつ |
いて店賃を4年も溜めている‘らくだ’という困った男が、フグを食って死んでし |
まう。そこへやってきた仲間と通りかかったクズ屋のやり取り。 |
楽しめた。 |
②したんろうふるき: |
キセルで喫うタバコの噺。うーん、ほとんど理解できなかった。だいぶお年を召 |
しておられて、滑舌や喉がしゃっきりしておられない上に、動きが見えないの |
がイケナイ。 |
③うどんや:○ |
これ知ってるよなあ、最近聴いたような気がするが、、、メモったものにはない。 |
書き忘れたか。 |
酔っ払いが実にオモロイ。 |
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④かじかざわ:△ |
男が身延山の参詣の帰りに雪が降り道に迷ってある家に泊めてもらう。その家 |
に以前心中騒ぎを起こした花魁が住んでいた。 |
サスペンスに発展する。上手いけど、ふーん、の噺。 |
⑤ゆめきん: |
雪の夜。金の夢を見る船頭。そこへ妹を連れたお武家がやって来て、船を手配 |
してくれと言い出す。金の夢を見る船頭がどう絡むのかと思ったら、良いサゲ |
になった。このかた面白い。 |
⑥とみきゅう: |
火事の話つながりから宝くじの噺へ。酒癖の悪い幇間が中心のキャラで、笑える |
噺ではないので、ここはもう少し語りの魅力のある方でないと・・・ |
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企画ものですが、、、いまいちだったですかね。 |