休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

圓生/死神 志ん朝/粗忽の使者ほか

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古典落語の巨匠たち六代目 三遊亭圓生
   20151213(了)
(1)廓の穴 (12:39、昭和42年、不明)
 
   20151215(了)
(2)鹿政談 (23:29、昭和40年前後、人形町末広)
 
   20151215(了)
(3)死 神  (27:54、昭和49年10月、鈴本演芸場
 
        2000年/CD/落語/セブンエイト/テイチク/図書館
 
(1)吉原での‘ひやかし’の噺。
店先でのセールストーク、上がるの上がらないのというだけのもの。
あっさり終わってしまって、本題がないような。
 
(2)奈良の名物。大仏や三笠山や鹿・・・
豆腐屋が誤って鹿を死なしてしまう。 鹿殺しは大罪だったのね。
豆腐屋は御白洲に引き出されて、さて御奉行の裁定は・・・
落ちがきれい。
 
(3)お金の算段に出た夫が、手ぶらで帰ってきて、カミサンにこっぴ
どく叱られ追い出される。死んでみようと考えたら死神に遭遇する。
死神が奇妙な提案をする。医者になれと言う・・・
(客に噺をよく知っている奴で、酔っぱらってでもいるのだろうか、こ
こというところで早々に拍手する、声をかける、なんて奴がいて、ウ
ルサイ。)
おしまいには、落ちがない。(あれはサゲじゃないでしょう?)
こういうのも初めてかも。
ただ、カミサンに年末にお金の算段のためにおっぽり出された旦那
が遭遇する、という出だしはほかにもあったな。よそのうちに上り込
んで穴ぼこに落っこちてしまうなんてえのだったか。
 
 
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落語名人会15/古今亭志ん朝
 
   20151216(了)
(1)大山詣り(1981年4月11日、三百人劇場ライブ)
 
   20151217(了)
(2)粗忽の使者(1982年1月18日、三百人劇場ライブ) ○
 
  1995年/CD/落語/Sony Records/図書館
 
(1)大山詣りの後、もうすぐ江戸だという時点で、封じていた喧嘩が起きて
しまう。喧嘩を始めてしまった男は、酔っぱらっている間に、約束通り丸坊
主にされる。
そこで仕返しに考えた姦計は・・・
スラプスティック
 
(2)これ知ってる。
名だたる粗忽ものが使者になって訪れた屋敷で、口上を忘れてしまう。
忘れたら常々尻をつねってもらうことになっているので、それをしてもらうの
だが、もう尻が硬くなってしまっている。相手をしたものもそこそこ強いはず
なのに利かないので、誰かゆびさきの力自慢がいないかどうか探させる。
そこで一肌脱いでやろうと、大工がやってくる、その方法というのが・・・ 
楽しい。
小さんさんなんかでも面白そう。きっと演ってるだろうな。