休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

Aura,venias/悠情楽団

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20150819(水)
Aura,venias
アウラ・ウェニアース/そよ風よ、来ておくれ...
 
   悠情楽団 You Joe GAKUDAN
 
   録音:2014年9月
   2014年/CD/アイリッシュ・ケルト・北欧/f-leaves music LLC.(名古屋)
   <★★★△△>
 
 
    
カミサンが手に入れてきたCD。
「身内」が参加しているので、パーソネル省略。
楽器構成は、フィドル(ヴァイオリン)2/ピアノ&ギター/アイリッシュハープ/
ウッドベース/ドラムス&パーカッション/鍵盤ハーモニカ/チェロ。
曲も省略。(19曲中、8曲がリーダーのオリジナル。)
見づらい写真に任せちゃいましょう。
 
名古屋にいる間に3度ほどライブは聴いたことがあります。
悠情というのがリーダー名で、IRISH NORDIC GYPSY JAZZ FIDDLER
と自身を紹介している。
(ゴルフをご存知のかたなら、、、片山晋呉プロにちょっと似てますな。)
 
アイリッシュがウェイトとしては中心で、ノルディック、ジプシー、ジャズに
とどまらず、クラシックも取り上げる。
本領であるライブの時のアイリッシュののりのり感は素晴らしい。まあそ
うやってリズミカルなリフレインを限りなく繰り返して弾き狂い、踊り狂う
という面のある音楽ではありますがね。映画なら、西部劇なんかでもよ
く出てきてお馴染みで、いかにアイルランド系がたくさん渡っていったか
よくわかる・・・
一方抒情的な面は、日本人のウエットさとは少し違う感じで、からっと素
朴。
オリジナルの分の抒情も決して日本的とは言えないアレンジが施されて
いる。ただ、最後の(19曲目)「サ・ク・シ・マ物語」は東アジアに共通す
鄙びた山里を思い起こさせ、涙を誘うとても魅力的な作品。
(このCDは名古屋発だから、これは三河湾に浮かぶ佐久島のことだろ
う。)
 
これは6枚目のアルバム。
名古屋発なので、まだちょっとローカル。かなりいいレベルに達していて、
もうちょっと知られるようになればいいのにと、当然身びいきに思うのです
・・・
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(CDを外すと読める・・・ま、宣伝やね)
  どこか懐かしく土臭い、歌うように奏でるフィドル達。
  人生-旅-の最中で感じ得た財産(素材)を握りしめ、
  時には叙情的に、時には反骨的に、、、
 
  そして、そこに集う仲間がいる
 
  パリ、コペンハーゲン、ダブリン...
  ストリート、パブなどで
 
  活きた音楽を体験し得た音楽観。
 
  悠久音楽、緒風景・・・
  そんな僕らの音楽と共に
  Hygge!
 
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