休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ブリテン/弦楽四重奏曲集

イメージ 1
 
20150508(了)
ブリテン弦楽四重奏曲集 第1集
(1)弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 Op.25
  ①9;14 ②3:07 ③10:12 ④3:54
(2)弦楽四重奏曲 第2番 ハ長調 Op.36
  ⑤7:48 ⑥3:35 ⑦17:09
(3)3つのディヴェルティメント
  ⑧March 3:35 ⑨Waltz 2:58 ⑩Burlesque 3:36
  マッジーニ四重奏団
  録音: 1996年12月、英国、イースト・ウッドヘイ、セント・マーティン教会 Tot.65:45
  1998年/CD/室内楽/NAXOS/輸入/中古
  <★★☆>
(帯紹介文) ブリテンほどの大物であれば、弦楽四重奏曲のようなメ
ジャーな編成の曲ならいつでも聞けそうなものですが、意外と録音に
恵まれない、そんな現状にナクソスが超廉価でカツ!ブリテンをもっと
知りたいあなたに文句無くお薦めします。
第1番はオペラ「ピーター・グライムズ」と共通の感触やショスタコーヴ
ィチの影響が感じられます。第2番は常に英国音楽の精神的支柱であ
り続けるパーセルの没後記念のために作曲されただけあって、シャコ
ンヌ形式に倣った巨大な終楽章が凄いの一言。力作に疲れた耳に初
期のディヴェルティメントもどうぞ。
非常に‘優れた’というか、弦楽四重奏の‘模範演技’ふうな音楽。と
は思うのだけれど、それ以上どう言ったらいいのか、どう美しいとかど
う楽しいとかどう刺激的だとか、あるいはどう面白くないとか、わから
ない。オレって天才?てなもんで、、、なんだかむなしい。
まあ、イメージとして近い気がする表現としては《気障な》だろうか。
どういうものか、ワタシとは相性が悪いとしか言いようがない。
これまでにも何度そう感じてきたことか。イギリスの近代ものはおおむ
ね好きなんですけどねぇ。ブリテンはピンとくることが少ない。
すごすぎて、ワタクシメの尺度では測れないのかも。
皮肉なことに、このマッジーニ四重奏団の演奏は、これまでいろいろ聴
いたどのCDよりも、突っ込みもアンサンブルも素晴らしかった。
おまけに録音も良い。
何度か聴いてみたんだけど・・・ 流している分には問題なんかないん
だけどさ・・・
(あーあ)
でもいつか「ピーター・グライムズ」はちゃんと聴くぞ。