20150305(了)
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ウォーリネン/6つの三重奏曲 |
Charles WUORINEN(1938- ):Six Trios |
①低音楽器のための三重奏曲(1981) 8:40 |
②ホルン三重奏曲(1981) 11:44 |
③続・ホルン三重奏曲(1982) 10:14 |
④ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲(1983) 10:18 |
⑤ホルン三重奏曲のための2つの独奏(1985) 15:19 |
⑥トロンボーン三重奏曲(1985) 8:41 |
ザ・グループ・フォー・コンテンポラリー・ミュージック |
チャールズ・ウォーリネン(p)他 |
録音:1991年9月10月、ニューヨーク、アメリカ芸術文学アカデミー他 |
2006年6月/CD/現代音楽/室内楽/NAXOS/輸入/中古 |
<★★☆> |
(帯紹介文) ピューリッツァー賞の最年少受賞作曲家でもあり、大御所クラスとい |
ってもよいウォーリネンの、三重奏曲ばかりを集めるという趣向の一枚です。いず |
れの曲も、分かりやすいメロディーなどがあるわけではないのですが、激しく劇的 |
な表現を指向し、高い音密度が奏者のヴィルトゥオジテを存分に引き出すので、 |
実は大変に聴きやすい作風といえましょう。各曲の編成も、古典、ロマン派以来 |
の伝統のピアノ三重奏、ホルン三重奏計4曲、斬新な編成の2曲と多彩で、それ |
ぞれの面白さが様々に追求されています。すぐれたピアニストである作曲者自身 |
を含む演奏陣(作曲者設立の団体)も、当然ながら大熱演です。Koch Internatio- |
nalの再発売盤。音源をリマスタリングしています。 |
アメリカの音楽。
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④を除くと、トロンボーンとホルンなわけで、ワタシとしては、あまり好きでない、き |
れいでない音が多いのではないかと心配した。 |
ご苦労様と言いたいほど、色々と多彩に試みていることも感じられたし、実際は |
‘きたない’音はほとんどなかったので、その点は杞憂だったけれど、もともと好 |
きな編成ではない・・・ |
中古とはいえ買っておいて文句を言うのは筋違いなんだけどね。 |
聴きにくくはなかったんだけど・・・、要は音色も音楽も好みではなかったな、残念 |
ながら。期待はしていたのですよ、これでも。 |
①以外はかなり激しい音楽が多かった印象。そう、熱演。最もありふれたピアノ・ |
トリオ編成の④は、作曲者のピアノ。 |
ところで、①はバス・トロンボーン、チューバ、コントラバスというけったいな組み合 |
わせが面白かった。ヘンな音色でかつ騒がないところ。 |
それから⑥は、チェロの代わりにビブラフォンというのもね、ちょっと変わってた。 |