休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

「2015年度版 このミステリがすごい!」

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20141221(了)
「2015年度版 このミステリがすごい!」
  2014年12月/雑誌/宝島社

 

‘このミス’、一応目を通し終わりました。
読めたらいいなあ、おもしろそうだなあと思えたものにチェック。それだけ・・・
年に一度の行事です。
もう20年を超えているはずです。
「国内編」は、全体的に珍しくも短編がたくさんランクインしてます。
合わせて、これは多分偶然なんでしょうが、過去の短編のベストテンを選
んでみようという、なんだかタイムリーな企画もある。
これ、気になりました。もっとも、古い短編集を知っている人と知らない人の
違い、まあほぼ世代のギャップに近いものがあらわれてましたね。
一方「海外編」は、ワタシの記憶にない名前が多かった。
翻訳物にはかなり文庫が混ざっているが、国内編はほとんどが単行本。
買うには高すぎる。 って、文庫でも定価では十分高いけれど。
これはすぐ読もう!なんて思わなくなっちゃいました。
勿論年齢から来ているんでしょう。
まあ古本に出たころ、読みたいと思えるものに気付けばよし、ミステリーや
エンタテインメントなんぞへの興味なんか薄れてしまっておれば、それはそ
れでいいのです。
それから、少しだけだけれど、ミステリーには普通入れないだろうと思われ
るものを選ぶ人が必ずいる。実はそれが結構楽しみ。今回もあった。目立つ
んだよな、こういうのって。評者はこの雑誌に載るようなもの以外にも読書は
していらっしゃるわけで、つい入れたくなるのも分かる。こっちもついチェック
を入れたりなんかして・・・
あとは、新聞の今年のジャンル別ベスト・スリーみたいなのがぼちぼちある
はずで、これを待つのみ。どうせほとんど読めないので、これでたくさん!
パソコンには、「読めたらいいなリスト」がどっとある。さっと消せばおしまい
だから残してあるが、たまには眺めることがある。でもこんなの持って死にた
くもない。・・・エンタテインメントが主のワタシでもそんな年齢になってきたこ
とがわかるってもんです。 ととと、脱線。
この一年、電車などに乗らなくなったせいでしょうかね、携帯で本を読んだり
新聞を読んだりしていそうな人をほとんど見ていません。
どんな具合なんだろう。
(勿論「本」といっても、小説や漫画ばかりじゃない、そんなもの本の一部。
本離れが進んでいるとか、よく言われているようなんですが、「本」のことな
のか、古典を含めた小説系のもののことなのか、はたまた新聞などを含め
た「読むこと」自体のことなのか。ちょっとわからないのですな、これが。
レコード屋もそうだけれど、本屋も町の小さな本屋はほとんど淘汰、駆逐さ
れてしまった。近くのスーパーには、生き残ったちょっと大きめの本屋の支
店があって、ヒヤカシで見る限りでは平積みの形なんぞ、ちょっと前とそん
なに違わないような気もする。ああ、‘このミス’だけはここで定価で!買いま
した。)