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ジャック・ドレー監督とルグランのコラボレーションを集めてある。映画自体は忘 |
れられているに近いそうな。フランス映画に無案内なワタシ、いずれも未鑑賞。 |
ジャズ系はグッドです。問題はそれ以外。オーケストラはストリングスが少だけ。 |
(1)ポップスが挟まっているのはしょうがないが、ムードが変わり過ぎてスコアのア |
ルバムには向かない。スキャットはルグラン自身とお姉さんが務めていて、まあま |
あ。元スウィングル・シンガーズと言われる方々のスキャットも加わる。これもまあ |
まあ。ジャズコンボにはときおりステファン・グラッペリのヴァイオリンが絡む。ハー |
プシコード、ハープなども入る。「思い出の夏」のあの知られた曲にすっと入って行 |
きそうなメロディーもある。 |
(2)の一曲目はロック系。ビートルズの知られた曲(カム・トゥゲザー?)のベースの音 |
型とか。二曲目はオルガンでしんみり、三曲目はかなりエロっぽい。舞台が米国 |
であるためか、キャストが立派。 |
(3)上記と同じで、映画を観てみなければわからない。一曲目の歌詞は、原作者 |
サガンが飲み食いしながら20分ほどでチョイチョイと作っちゃったんだそうな。 |
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てなことです。メロディーには素敵なものがいろいろあるし、時にはいいスコアも |
聴けて、センスのいいところは感じるものの、ワタシの好きでないタイプのポップ |
スや居心地がよくないスキャットなどで、アルバムとしての印象がどうも上がらな |
い。 |
1968年の超人気作『華麗なる賭け』でオスカーの作曲賞(主題曲のほうかな)を |
獲得していた。映画も音楽(スコアも歌も)も強烈に覚えています。その直後とし |
ては、、、ルグランさん、気が大きくなって結構冒険をしたのかも。 |
映画はともかく、音楽のほうはしっかり残ったとライナーにある。 |
そうですか。 |
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