20140228(了) |
ニール・ブロムカンプ監督/映画『エリジウム』 ELYSIUM |
マット・デイモン/ジョディー・フォスター/シャールト・コブリー/ |
ウィリアム・フィクトナー/アリシー・ブラガ |
音楽:ライアン・エイモン |
2013年/米映/DVD/レンタル/109分 |
<★★> |
(ネット紹介から) 『第9地区』が第82回アカデミー賞作品賞などにノミネートされた |
新鋭ニール・ブロムカンプ監督が、マット・デイモンを主演に迎えたSFアクション。 |
2154年。スペースコロニー“エリジウム”で生活する富裕層はパーフェクトな居住 |
空間で過ごす一方、荒廃した地球に暮らす貧困層はひどい搾取に苦しんでいた。 |
エリジウム政府高官のローズ(ジョディ・フォスター)が地球の人間を消そうと動く |
中、地球で暮らすマックス(マット・デイモン)はエリジウムに潜入することを決意。 |
残り5日しかない寿命を懸けて戦いに挑む。 |
上記で十分です。(以下は読んでいただかないほうがいいのですが・・・) |
大変刺激的だった『第9地区』のような面白さが、全くなかったのですよ。 |
ネットの解説部分でも、まさかという感じで、この監督が思い通り作れなかったん |
じゃないかと疑っている。 |
ストーリーがなんとも平凡至極なものだから、おそらく無理やり強引なアクション |
を据えるしかなかったとワタシも考えてしまった。 |
どこを褒めてよいのかわかりません。 |
ユーザーレヴューの欄に、「監督の主張は、米国での皆保険制度に反対する富 |
裕層への抗議では」なんて感想があった。
(そこまで読む?皆保険と「完璧な医療技術」とを結びつけての発想はなるほど
と思わぬでもない。)
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SFらしい細部へのこだわりや規模感のある映像はまずまず。 |
音楽はフツー。 |