休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

メキシコの画家「フリーダ」の生涯

20251008(了)

映画『フリーダ』

 ジュリー・テイモア監督//サルマ・ハエック/アルフレッド・モリー
             /バレリア・ゴリノ/ミア・マエストロ
 音楽;エリオット・ゴールデンサール
 2002年製作/123分/アメリカ/原題:Frida/DVDレンタル
 <★★★☆>

この映画はね、若干不謹慎ですが、サントラを聴くなら先に観ておこうという
動機から観ました。レンタル店にはなく、取り寄せ。藤倉大の自叙伝を読んで
いたら、作曲家ゴールデンサールの名や作品が出てきました。『エイリアン3』
の音楽が非常に面白かったものだから、じゃあ知らないこれも面白いかもね、
と。これは最近はあまりやらなくなりましたけどね。
 
ちょい役で、アントニオ・バンデラスアシュレイ・ジャッドエドワード・
ノートンジェフリー・ラッシュなどが出てました。ラッシュなんてトロツキ
ー役!メキシコでさんざんスターリンの悪口を言う。
先に書いておくと、音楽は別途聴いてみようとは思わないものでした。つまら
ないという意味ではありません。ゴールデンサールが、映画に合わせて、メキ
シコ風な音楽を繊細に再構築(=作曲の意、ダルシマーやグラスハーモニカな
どという意外な楽器を使ったりもしていた)したものばかりで、聴きたかった
現代音楽風なものはなーんにもなかったので。
 
マグダレーナ・カルメンフリーダ・カーロ・イ・カルデロンというメキシコ
の画家の伝記的作品でした。
1922年、奔放で絵を描くことが好きなフリーダが大学生の時に、画家ディエゴ
・リベラを知り、1954年に波乱多き人生を終えるまでを描いています。
様々な事件やシーンが彼女の絵と結び付けて描かれ、時には絵や景色や新聞な
どが実写とコラージュされる形でも描かれる。
通奏低音的には、2度フリーダの夫となるディエゴの女癖が、フリーダに与える
影響と彼女の多くの絵そのもの。メインはワタシには彼女の被った残酷な大け
がや体のこと(いったんは治るが徐々に体が壊れ始める)のように思えてしま
いました。そりゃ逆だろうと言う方もいるでしょうが。
セックスシーンがちょっと多目だったのはナンだけど、映像やドラマの作り方
など、いろんな工夫がなされていて、重苦しくなることから免れさせてました。
歌を除き全員ほぼ英語だし、メキシコ風味は音楽以外ではあまり感じなかった
ものの、馴染んでしまうと気にならなくなり、楽しめました。
 
主役二人は好印象。
眉毛が繋がりそうだったなぁ・・・ハエックが小柄なのか、モリーナはすごい
大男に見えました。「インディ・ジョーンズ」の第一作(1981)の出だしに出
ていたのをよく覚えています・・・ハハ。

 

 ゴールデンサールの上記2作以外の担当映画を紹介しておきます・・・

 「ペット・セメタリー」(1989)、「ドラッグストア・カウボーイ」(1989)

 「デモリションマン」(1993)、「ロズウェル」(1994)、「インタビュー・

 ウィズ・ヴァンパイア」(1994)、「ヒート」(1995)

 「タイ・カップ」(1995)、「バットマン・フォーエヴァー」(1995)

 マイケル・コリンズ」(1996)、「評決のとき」(1996)、「バットマン&ロビン

 /Mr.フリーズの逆襲」(1997)、「(未公開)IN DREAMS/殺意の森」(1998)

 「(未公開)ブッチャー・ボーイ」(1998)、「スフィア」(1998)
 「タイタス」(1999)、ファイナルファンタジー(2001)等

 下線のものはCDを買って聴いたはずですが、「エイリアン3」のような面白

 さはなかったような記憶があります。どうだったかなぁ。むしろバットマ

 ン関係に面白いサウンドが含まれている気がしますが、探す気はちょっと

 ・・・ (ゴールデンサル、ゴールデンタール、なんて表記もありますが、

 ここの表記にならいました)