20201208(了) |
監督・主演;トミー・リー・ジョーンズ//バリー・ペッパー/ドワイト・ヨーカム/ |
ジャニュアリー・ジョーンズ/メリッサ・レオ/フリオ・セザール・セディージョ |
音楽;マルコ・ベルトラミ |
2005年製作/122分/アメリカ・フランス合作/原題:The Three Burials |
of Melquiades Estrada/DVDレンタル |
<★★★☆> |
《映画.com 解説から》 ・・・テキサスとメキシコの国境。カウボーイのピー |
トは、友人のメキシコ人カウボーイ、メルキアデス・エストラーダが死体とな |
って発見されたことから、彼を故郷の町に埋葬するため、彼を殺した新任の |
国境警備員マイクとともに遺体を運ぶ旅に出る・・・ |
俳優トミー・リー・ジョーンズの監督第一作だそうな。感想文難しいなぁ。現 |
代に近いが、まあ西部劇と言えなくもない。 |
親友メルキアデスの死にどうしても納得いかなかった初老といってもいいピ |
ートがとった行動は、友人から言われていたことなんだから意外とは言えな |
い。でも、犯人と目される新任国教警備員を連れて行くこと、国境を逆にメ |
キシコ側に出て、親友の故郷に向かおうとすことは、まあ普通とは言えまい。 |
遺体を掘り出させ、遺体を積んだ状態で・・・ と上にある通りなんだけれど、 |
的確と思える演技や演出に支えられた道行のドラマは、緩いような、切実な |
ような。その感じが、小ぶりながら今まで感じたことのないようなものなの |
で、印象に残ってくれそうな気がしています。 |
ワタシは、へんてこりんな役ばかり演るバリー・ペッパー、久々に見た気が |
します。抑えたトミー・リーと対照的に熱演、というかほとんど「怪演」。 |
このお話のころの国境の行き来はずっとゆるかったんでしょうね。 |
いまだと、多分ありえない。 |
もっとも、映画の主眼は、その辺にはありません。端的に、親友との友情を |
全うしようとするお話だと言えば済みます。その小ぶりなさまがよかった。 |
音楽はマルコ・ベルトラミ。 |
いい学校を出、エンニオ・モリコーネにもついて、対応力はあるはずなのに、 |
ホラーの類の仕事が多かったり、アコースティックなものがほとんどないと |
いうイメージでした。それがここではアコースティック、少ない楽器数やア |
イデアで、いかにもメキシコが近いとかメキシコに入っただとかのイメージ |
を、絶対にシャカリキにならないように淡く付けてました。 |
以前にも一つ、古いイメージでない音楽をつけていたのを聴いたはずですが、 |
もう忘れてしまいました。ワタシが観ていないだけで、今はいろんなタイプ |
のものを手掛けているのかもしれません。 |
で、このメキシコ「風味」、悪くなかったですね。 |
(ざぁーっと担当作品を見ました。やっぱりおどろおどろしいもののウエ |
イトが高いですね。ワタシ、何が面白いと思ったんだろう、、、「ハー |
ト・ロッカー」あたりだったでしょうか、忘れてしまってもうわかりま せんが) |
※
今からオフクロの被爆者健診に行くところです。
さっさと終わらせて犬の散歩と仕事に行かねばなりません。
もう今更被爆者健診もないもんですけどね。受けられるものは何で
も受けちゃおう、ってな感じ。もちろん生きる意欲と直結している。
それより、さっき電話があって、なけなしの歯の一本がついに折れ
てしまった。ついては「明日、9時半から歯医者に付き合ってくれ」
・・・
100歳に大分近づきました。いろいろ起きて当然。
ヤレヤレ。まだ寝てる時間だよ・・・