休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『スノーマン 雪闇の殺人鬼』 The Snowma

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20190415(了)
映画『スノーマン 雪闇の殺人鬼』 The Snowman

  トーマス・アルフレッドソン監督//マイケル・ファスベンダー/
  レベッカ・ファーガソン/シャルロット・ゲンズブール/ヴァル・キルマー/
  J・K・シモンズ/トビー・ジョーンズ
  音楽:マルコ・ベルトラミ
  2017年/英・米・スウェ合作/119分/DVDレンタル
  <★★☆>

<映画.com解説から> 全世界で累計2000万部を突破したノルウェー発のベスト
セラー「ハリー・ホーレ刑事」シリーズの第7作「スノーマン」を、「ぼくのエリ 200
歳の少女」「裏切りのサーカス」で知られるスウェーデンの鬼才トーマス・アルフ
レッドソン監督が映画化。オスロに初雪が降った日、1人の女性が姿を消し、彼
女のスカーフを首に巻いた雪だるまが発見された。捜査を開始したハリー・ホー
レ警部は、過去10年間で女性が失踪した未解決事件が多すぎることに気づく。
やがてハリーのもとに、「雪だるま」という署名の入った謎の手紙が届き・・・
ジョー・ネスボの原作。 原作者は、「このミス」でよく見た名で、北欧ミステリー
作家として有名なんだろうと思うだけで、読んだことはありません。
7作目と上の解説にはある。この作品がシリーズものとして出来がよかったとい
うことなのかもしれないですね。
ミステリーの内容は何とか理解したつもりです。まあまあかな。
でも、中身は言えないけれど、このミステリー(の取り上げ方)はむしろ不満で
す。一応、テレビ・ドラマのシリーズ「クリミナル・マインド」のようなサイコだとか
異常犯罪もので、それ自体は問題ない(?)し、主役のくたびれ具合も構わない
んだけれど、主役と事件のかかわり方が不満。それと、役者さんがなんだか生
きてない気がしました。
ワタシがよかったのはひとえに寒冷地の景色。 せんだって観た『ウインド・リバ
ー』のときのそれとはタイプが(≒環境が)違うとはいえ、気温の低さや雪質が
さらに猛烈そうだったこと。スピッツベルゲンじゃないとはいっても、ベルゲンと
かだもの当然でしょうけど。
音楽はネット情報には載っていなかった。さいわい画面でわかった。
ベルトラミ。意外と頑張ってました。うんと前のホラー系やSF系のズンズン・ドン
ドン(『ミミック』『ターミネーター3』『アイ、ロボット』など)がワタシの記憶に強くて、
まさにそういうイメージの面が、ここでも出ていて少々下品だったものの、ひん
やりした音などは生きてましたからね。
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