休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

「~させていただきます」と「~になります」のこと

もう半年以上も前の新聞の編集委員の一人の書くコラム。

「・・・させていただきます」

これ以上ないという究極の丁寧語のイメージなんで、言っときゃ間違いなか
ろう、と安心してどーんどん使っちゃう感じなんだ。 
それも、誰に対してか判然としないことも多いのに(って、丁寧語なんだか

ら、それでいいっちゃいいんだけれど)、そんなことはほとんど意識しない

まんま。

これより少しレベルを戻して使うというのも、難しそう、めんどくさそう、

だし・・・

このコラムじゃあ、その慮り具合を「よしよし、しょうがないわよねぇ」な
んて感じで優しく述べておられるようだが、こりゃ反語的なのかな。
ワタシにゃあもはや、使いすぎどころでない気がする。
これに違和感を覚えなくなったら、オワリ。

つまり、これが「普通」になる。(もう、なってるかぁ)

 「さしてもらう」という関西弁が語源かも?

  ほな、そないさしてもらいまっさ ていうような?

  ウーン、確かにゆうてましたねぇ(って、ここは関西弁のアクセントで

  読んでもらわんと、かんじでえへんよ)。

このコラムはヒリヒリものだったり、結構激烈な場合が多いのに、心情を踏
まえて、珍しく穏やかに書かれ、締められたコラムでした。
 

 

これもなんだけど、ワタシが今もっとも気になっているのが(もう何度か書

いた気がしますが)・・・

「~になります」

「~です」で、どうしてダメなの?

この連発がスゴイ。猛威を振るっている。いやもう今や猛威なんてもんじゃ
ない。このごろじゃあNHKでも連発する方が出てきた。(あれまあ・・・)

丁寧語のつもりなんやろなぁ。

文法上は間違いじゃないんだろうが、気色悪いこと甚だしい。