| 20231120(了) |
ドン・エリス/SOARING
| ① Whiplash 4:25(Hank Levy) |
| ② Sladka Pitka 6:40(Molcho Leviev) |
| ③ The Devil Made Me White This Piece 6:00(Ellis) |
| ④ Go Back Home 3:15(Sam Falzone) |
| ⑤ Invincible 6:43(Ellis) |
| ⑥ Image Of Maria 3:03(Ellis) |
| ⑦ Sidonie 6:37(Alexe Fried) |
| ⑧ Nicole 5:29(Ellis) |
| ドン・エリス・オーケストラ |
| CD/ジャズ/Ⓟ 1973 MPS Records/ⓒ 2017Edel Germany |
| <★★★★~★★★△> |

| SOARING てのは、高く飛翔する様のことらしい。ジャケットがその絵か。 |
| 50年前の、、、プログレッシヴ・ジャズか変態ジャズか・・・ハハハ |
| すごいメンバーがそろった傑作アルバムという評価が多いが、ブラスなど陳腐 |
| でエリスとしては中途半端な感じだというものもある。でもまあ概ね高評価で |
| した。 |
| 聴いたことがある「アット・モンタレー」は紹介しました。「アット・フィル |
| モア」というのも記憶にはありましたが、何か聴いたことのないものにしよう |
| と思い、これを選びました。ほんとはね、ドン・エリスはどうしても映画『フ |
| レンチ・コネクション』のサントラが気になっているものの、CDがバカ高だっ |
| たから。ジョニー・マンデル担当の『ポイント・ブランク』なんかもそう。需 |
| 要が少ないから余計に釣り上げるのでしょうかねぇ。わからん。 |
| ジャズというより、ロックやブラスを強調したブラック・ミュージックという |
| 趣のスタジオ録音アルバム。 |
| ブラック・ミュージック系、ファンク、等の言葉が思い浮かぶ。「アット・モ |
| ンタレー」でも当然あった激しいブラスの咆哮がなんといっても特徴なんだけ |
| れど、脇にはちゃんと木管群(たってサックス奏者持ち替えのフルート2本と |
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アルトフルート、ああクラリネットやオーボエも見えるなぁ)とストリングス がいる。 |
| 特にかっこがいいのは①と②。『フレンチ・コネクション』の音楽がどんなだ |
| ったかなんて殆ど覚えていないものの、おそらくだけど①と②の感じじゃなか |
| ったかな。どんなもんだろう。ちょっとサイケデリックなサウンドも工夫して |
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いる。またTV放映されれば聴けるが(YouTubeでも)、、、サントラアルバム は難しそう。 |
| エリスの③もいいがラテン風味も加えて複雑なアレンジを施し、①②の荒々し |
| さは引っ込んでいる。多分『フレンチ・コネクション』にもこの感じは入って |
| ないんじゃないか。 |
| ④のリズム・アンド・ブルース調は普通なんというんだったか。完全にブラッ |
| ク・ミュージック。 |
| ⑤ブラスはマイルドでリズムはちゃんとジャズ。徐々に盛り上がって行くのが、 |
| やっぱり映画を連想させる。 |
| ⑥と⑧はエリス作のバラード系楽曲。女性の名前だからね。⑤までとは明らか |
| にムードが違う。 |
| エリスのものでない間の⑦も(これもひょっとすると女性の名かな)バラード |
| 系。テンポは上がるけれど軽く、ブラスは激しいというほど騒がない。2本の |
| トランペットが大活躍する協奏曲みたいな作り。 |

| メンバーを書くのはめんどくさいので写真で済ませました。ソロを取る人たち |
| はみな上手いですね。 |
| ただし全体的には、エリスのものらしいトランペット(やフリューゲルホーン) |
| がちょっと出しゃばりすぎな感じはする・・・ |
| 全体的には前半と後半の調子が変わってしまっているのがどうかしらん。 |
| ワタシとしては、①や②のような大騒ぎ的咆哮中心のほうが面白かった気はし |
| ますが、そんなこと言ってもしょうがないですね。従って点数は分裂・・・ |

どうでもいいようなものですが、中にこんな写真があったので、載せて
みました。これがマスターテープが入っているケースらしい。