ベルリンが大都会になったのは、まあ言い方にもよるんだが、比較的最近の |
ことらしい。これをヒットラーは世界に冠たる都会にしようと頑張った。色 |
色頑張ったもののひとつだという。(それまでは)湖沼地帯の小都市だった |
・・・ 昔から大都会だと思ってた。そうなんですね。 |
戦争に関係がある話としてでなくても面白いが、やっぱり戦争とは切り離せ |
ない感じ、ってんで写した。 |
Schwerbelastungskörper |
ドイツ語らしい言葉をつづけた長たらしい語、シュヴェーア ベラストゥングス ケルパー。 |
重い+圧力+物体・・・ |
「重圧体」という彼女の訳語には確かに滑稽感があり、自分で笑ってしまっ |
ている。 |
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時節柄のエッセイなんだろうと思いますが、そうでなくてもなんだか面白い |
話です。 |
傍線は、現在のロシアの一般的な市民について、ウクライナへ侵攻し続けて |
いる自国の行為の真相を知ったら、どうなの?と連想した結果、思わず引い |
ちゃった。 |
しがみつくという感覚はとてもよくわかる気がしてリアル。 |
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多和田さんの作品は、昔のものをひとつ読んだだけで、あとはこんな新聞へ |
の文章を読んでいるだけです。ドイツに住んで、日本語とドイツ語で書かれ |
ている。ブレイディみかこさんとは少し違った目線――イギリスとドイツの |
違いかもしれないし、もともと多和田さんが物書きだったせいかもしれない |
けれど――違った市民目線のある書き手だと思う。 |
なにか最近のものを読んでみたいですね。例えば去年だったか、当紙に連載 |
されていたものとか・・・ |