休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

雨の法隆寺

コロナで予定が飛んだ久々の奈良歩き

雨になりました・・・

一昨日、ああもう先一昨日か。年に一二回、呼び出してもらって奈良を歩い
ています。今回は法隆寺界隈を歩きました。(11月23日)
残念なことに予報通りの雨。観光客が少ないのはよかった。
ワタシは大阪府なんで、呼んでくださった方(東京)よりはよほど近いのに、
この法隆寺は何故か機会がなく、多分60年ぶりぐらいのはず。少し手前の
「王子」なんざ、オヤジの墓があるせいで何十回も来ていたのに。
 
中学生ぐらいで来た時は、晴れてギラギラした太陽のもと、暑くてもっとだ
だっ広いという印象だったのが、今回きてみて、それなりの広さだったんだ
なと納得。奈良市街を含め、奈良公園東大寺春日大社などのあたりを随
分歩き回ったこともあるのでしょう。

傘をさしての歩き回りは、少々効率が悪く、気勢も上がらなかったので、予
定した全部までは見学しきれなかった(らしい)。ワタシの歩数計では一万
八千歩台はいってまして、ゴルフの時より多かった。(ゴルフだと、すぐに
カートに乗ってしまうもんだから、あまりかせげないのです・・・)
 
一番最初に観たのは、お寺の敷地をぐるっと回って、藤ノ木古墳
直径50m、高さは9mって言ったかな、大きな円墳。前方後円墳のあとは、
こうした円墳が主流になった。
これが1985年ぐらいから発掘が始まったというんだから、ワタシにとっ
ちゃあ、もちろん60年のブランクの中。場所の感覚なんてまるっきりなか
った。実はほとんど法隆寺の脇にあるといってもいいぐらい近い。
ああ、斑鳩にいるんだなぁ、って感じが嬉しかったです。そのことは引率し
てくれた方には、言い忘れたかもしれないや。

(中へは入れませんでした、石棺は奥のほうに見えました、ライトアップ

 されてたのかな。 覗き込んでいるのは引率者)

(下はありふれた写真です)

 

歩き回りは早めに切り上げ、JR奈良駅の近くで少し呑んで帰りました。
次はどこかな。纏向遺跡なんて気になるなぁ・・・なんて。

 

そうそう、忘れるところでした。
境内には桜の木もたくさんありましてね、どうしてもクビアカツヤカミキリ
の影響があるのかどうか気になって、ついつい幹の下の方を見ていたのです。
もう「時期」から3カ月近くたっていて、風雨や清掃でフラス(ヤツラの幼

虫の出した木屑)はたいてい消えているものなのですが、見つけました。

法隆寺さんも大変だ。(お坊さんたちもカミキリムシ、殺したはるんやろう

か?)

残念ながら、奈良県もしっかりやられているとわかってしまった。