休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

この夏 初クビアカ

6/13(月)

今日、一週間か十日ほど前に予測したより早く、散歩時にクビアカツヤカミ

キリ、この夏初めて見つけました。このところ新しいリアルなフラス(茶色

い木屑と糞の混合物)を見ることが増えたのは、やはり予兆だったわけです。

2匹。

もちろん屠りました。(これまで通り、犬のウンコ処理用の小スコップで

潰した)

他の場所で、大量のフラスの上に潰されたやつを見つけたので、もう先客が
いて見廻っているんだとわかります。死骸は盛大にアリにたかられていた。
ワタシ、去年は6月18日に最初のを見つけたと書いています。
5日早い勘定。殺生の季節到来。
 
今日紹介しておきたいのは、この虫のシルエット。
今日は写真を撮らなかったんですが、、、ふつう紹介されているのはほとん
どが背中からの写真でね、それはそれでいい、むしろ大事なことなんだけれ
ど、実際はシルエットで見つける時がけっこうある。この見え方がワタシと
してはとても特徴的だと考えているのです。
今日、あの世に送り出した2匹の内、1匹はこんなシルエットで見つけた。

実際はカミキリムシだけじゃなく、多くの甲虫が概してこの格好、脚をかな

り伸ばして木と体が離れた状態を取る。それでも、見え方が特徴的だと。

ネットの写真から一つだけ見つけた横向きのものをいただいて、ちょっと細
工して載せてみました。まあだいたいこんな感じです。

 

 

(付録)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実」 米原万里 

                      <30年後のプラハの仲間>

ロシアがらみ(ロシア語と深く関わった)だろう、紹介されている。めずらしい。

この本面白かったもんねぇ。

 強い友情と 似て非なる共産主義

米原の妹さんによれば(どうやらこの話のネタは妹さんからのものらしい)、ル
ーマニアの例のチャウシェスクの富に浴したからだろうか、米原がやや一方的に
裁いている面があるかもしれない、と妹さんは言っているそうな。
ワタシにも、米原は潔癖でいたいような性向を感じたなぁ。

ま、この記事の言いたいことは、彼女が生きていたら、この今のロシアをどう言

うだろうか、ということなんだけどさ。

この本の面白さの中には、考えると、今とリンクする部分があるもんだから、娘

にどうかなと切り抜いたもの・・・(親バカもいいとこ)

 
記事の左側に、『国家の罠』の佐藤優さんのコメントが載っている。
ロシアつながり(米原さんがロシア語通訳をしていた)だそうな。大いに評価さ
れたその本(これも間違いなく面白本)が世に出ることになったのは、米原さん
に鼓舞されたことが大きかったんだそうな。
知りませんでした。
                        (メモは5/29,記事は5/25)

 

米原の本は一つだけ、企画ものの雑誌っぽいものを積読していますが、いまだ手

が出ません。