Pierre Boulez conducts Schoenberg(1874-1951):
Chamber Works・Orchestral Works・Vocal Works
| 【CD2】 65:24 |
| (4)セレナーデop.24 D1〜D7 |
| ジョン・シャーリー=カーク(Bt)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン |
| (5)5つの管弦楽曲op.16 D8〜D12 |
| BBC交響楽団 |
| (6)ナポレオンへの頌歌op.41 D13 |
| デヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(語り)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン |

| 全ての指揮;ピエール・ブーレーズ |
| 録音;1974~1986年 |
| Ⓟ&ⓒ 2013 Sony Music Entertainment/11枚組/現代音楽 |
20210528(了)
| 【CD2】 |
| (4)セレナーデ;Cl、B-Cl、マンドリン、ギター、Vl、Vla、C、a deep Male Voice |
| <★★★★> |
| セレナーデというと普通は、南欧でもって、夜に若い男子が女性の窓の下で、愛を |
| 歌ったり奏したりすることで、多くの作曲家が使うタイトルなんだけれど、も |
| ともとは「夜の調べ」、翻訳は上手いもので「小夜曲」なんていう。 |
| 12音音楽の始めのころの曲として有名なようだが、愛の歌のようには聞こえ |
| にくい気がするね、どうでもいいことだけど。そう、そんなことどうでもいい |
| が、実に素敵。「愛」の不安を表現しているというなら、当たらずとも遠から |
| ず。 |
| (1)の「組曲」と似たような小さいアンサンブルと男声(ここではバリトン)。 |
| 中でもギターとマンドリンが特徴的。やや厳し目の(1)よりはよほど柔らか |
| く、①や⑦の三拍子を始めとして、ほとんど「美しい」。まあ④のソネット |
| (歌入り)以外は皆、と言ったほうが早いか。 |
| (5)5つの管弦楽曲 |
| <★★★★△> |
| 奥行きのあるオーケストラ。サスペンスやホラー風味がたっぷりで、映画音 |
| 楽の作曲家がきっと参考にしたに違いないと思わせるサウンドだらけ。どれ |
| もこれもめちゃくちゃカッコイイ。皆短めなのが残念なほど。 |
| もっとも、シェーンベルクは映画音楽では「わけあって」で成功しなかった |
| のでした。 |
| (6)ナポレオンへの頌歌; 弦楽四重奏、ピアノ、Speaker |
| <★★☆> |
| テキストはバイロンのものなので、英語。 |
| 無調ではあっても、12音ではないのかもしれない。その辺はワタシはトン |
| とわからないが、とにかく面白くないです。多分意味が分かっても。 |
| (この手はもともと楽しめないので、興味はないが、録音がとてもドライ。 |
| これも魅力を削いだ。このあと数枚聴いて時点でも、この曲の録音が一番よ |
| くなかった) |