休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

時事と言葉

 (無理に読んでもらうことはありません。文章がヘタクソだから

 なのか、言葉を云々するのは好きかもしれません・・・)

 

今年になってからだけではないんだけれど、なんだかA新聞は言語、あるいは
言葉に関する記事やコラムが多かったような気がする。
どこか目くらまし的。いやいや、嫌味じゃないのです。
ワタシなど単純に、馴染まない抵抗を感じる喋り言葉に腹が立ったりイラつい
たりしているばかりなんだけれど・・・このごろは、そういうイラついていり
ゃあいいだけでない、社会的なものや、言わずと知れた「新型コロナウイルス
蔓延」に関わる、妙にややこしいものが目につくようになってきた気がします。
 
10都府県の緊急事態宣言の延長が発表されてしまった時点で、なんとなく気

になり始め、切り抜きをパラパラ読み直し・・・

そう面白いものじゃありませんが、いくつか張り付けてみることにします。
 
始めは、元旦から始まった「言葉と〇〇」という、5回連続の特集の最初の回
「コトバと時間」の脇に補足的に添えてあった円城塔さんの喋り・・・

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ポーンととばして、1月末にぞろぞろ・・・
うんと卑近な古田氏の「自粛/解禁」

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話は分かるし、この手の話はワタシは好きなのですが、ここじゃあどうも

いまいちです。でもでも・・・誤用は由々しい。

 

で、次はどうでしょう。内田氏の「正しく恐れる」。これは論壇時評として津田
大介氏が「陰謀論」や「検閲」についてメインとして書いていて、ものすごく示

唆に富んだものでしたが、その横にあって、言葉の問題ともとれる(?)ものに

なっていたので・・・

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これでおしまいにします。金田一秀穂さんのコラムで、緩いもの。
「緊急事態」ってナンヤ・・・

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こんなの、毒にも薬にもならないけれど、ワタシは好きなほうです。

言葉が世界と脳内を駆け巡っているわけで、おかしなもんです。始めにもどっ
て、円城塔さんの短い文章にあるように、言葉で意思を確認しているはずなん
だけど、逆に「言葉に言わされている」みたいな不思議な機能を持つというの

が、ものすごく面白く、かつ哀しい気分も伴います。言葉を作り、言葉に縛ら

れるんですから。

アルゴリズムとの境目なんてないんでしょうね。あるいはなくなる・・・。