20200127(了)
<20TH CENTURY CHORAL>
ペルト/ベルリン・ミサ/マニフィカト 他
ARVO PÄRT(b.1935- )
①主に向かいて新しき歌を/詩篇第95番 (1977/1996) 3:27
②-⑧合唱と弦楽オケのための「ベルリン・ミサ」(1992改訂) 22:56
Kyrie/Gloria/Alleiuia Versus Ⅰ&Ⅱ/Veni Sankutespiritus/
Credo/Sanctus/Agnus Dei
⑨深き淵より我汝を呼ぶ/詩篇第129番(1980) 5:56
⑩スンマ (1977) 4:40
⑪至福 (1990/改訂1991) 7:51
⑫マニフィカト(1989) 7:22
ノエル・エジソン指揮/エローラ・フェスティヴァル・シンガーズ&オーゲストラ
ユルゲン・ペトレンコ(オルガン)
録音; 2003年5月、カナダ、トロント、グレイス・チャーチ・オン・ザ・ヒル 52:12
CD/現代音楽/合唱/Ⓟ&ⓒ 2004年 Naxos/中古
②-⑧<★★★☆>、それ以外<★★★>
(CD帯紹介文) エストニアのペルトは、20世紀の最後の四半世紀に最も
多くのリスナーを得た作曲家と言えるでしょう。得意とするジャンルは合
唱曲で、その代表作を聴くためのベーシック・アイテムと言える名演が当
盤です。音を切り詰め、静寂を巧みに操るペルトならではの独自の音空間
を味わうには合唱が最適で、特に楽器を伴わない無伴奏の合唱曲(スンマ」
や「マニフィカト」)に、ペルトの真髄があるのです。弦楽オーケストラ
付きの「ベルリン・ミサ」もスタンダードなレパートリーとして定着して
います。カナダの合唱団の比較的明るめの響きが、ペルトの音楽をただ厳
しいのみの感触とせず、聴き手の心を暖かく包み込んでくれます。
「タブラ・ラサ」とか様々な演奏スタイルの「フラトレス・・・・」とか、
その他数曲は聴いたことがあります。
しかしそう好きでもないのになんでこんな(宗教的な)楽曲を聴く気になっ
たのかと問われると困ってしまう。魔がさしたような感じ、かな。
紹介文にある無伴奏の合唱曲がペルトならではとあるのが、ワタシの場合
は逆で、オケ伴があるほうがすっといいし(②-⑧)、オルガンだけでもな
いよりあるほうがいくぶんかでもマシ(①⑨⑪)。
もろに自分の好みが出ます。そんなものです。
小オケが付く「ベルリン・ミサ」の美しい不協和音(!)込みのミサは絶
品。間違いなく素晴らしかった。何度でも聴いておれます。
でも、そのほかは、静謐で美しいだけで、真髄と言われてもよくわかりま
せん。すぐに飽きがきてしまった。
音としてしか聴いていないとしても、なんでこんなに違ってしまうんだろ
う。ワタシのカタワな部分(?)かもね。でも、発達障害というようなも
のでもないと思うんだけど・・・