休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

新聞

11/2(土)

鑑賞記のネタがなかなか作れません。

それから、TVも寿命が近いと思っていたところ、DVDのプレーヤー

のほうもイカレテきちゃった、ヤバイです。

 

ネットの記事についてうだうだと思っていたことがありましたが、パス・・・

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しばらく前の「読み物」。
犬の食事に付き合い、こっちの食事を作って、パラパラ、、、
このごろは、読み物が目につきます。
夕刊はここに書いてあるとおりだし、朝刊も前からこんなに読み物、多かったっけ?
と思うのです。たぶんそうだ。あまり読まなかったからね、この頃気が付いた。暇に
なったというだけ。


まあそれでも、面白そうだなと思って読んでいるのはいいんだけれど、これは読んで
おかなきゃなるまいなぁ、と少し義務の匂いがし始めると、ちょっと辛いな。そう思
うことが増えちゃった。読むのが遅い!で、切り抜いてね、職場なんかに持ち込んじ
ゃう。

人は概して、自分の好きなものとか、自分の期待するものに寄って行きがちなもので、
ワタシだって同じ。だから逆に、こういうのもおさえとかなきゃイカンだろ!と思う
ところまでは行くのです。でも気になっちゃったら大変。
いくら暇な身分だと言っても、そこまで暇じゃない。
朝刊全体の記事の量なんて、たいへんだ・・・
ヤレヤレと思って、土曜日の新聞をとじたところです。切り抜きは少しだけしました
が、義務を感じたものはあらかたすっ飛ばしてしまいました。
食事の片づけをし、インコのの食事や水を替えて供し、歯磨き・洗面・・・
さほど気に病むほどのこともない。世界中のことを時々刻々抑えておくなんてどだい
無理なんだ・・・と、いつも通りです。


そのうち興味もどんどん失せていくでしょう。好きなもの、好きなはずだと思ってい
たもの、自分自身、への興味があらかたなくなったころが身罷り時。

そううまくはいかんでしょう。自分が大病をしたりすれば、そんなふうに考えていた
ようなことなんて、とたんにすべてがでんぐり返るに決まっているし、カミサンが先

に逝ってしまったりすればそれこそ・・・

 

結局うだうだ書き下ろしてしまいました。

オフクロは施設でも新聞を取っていましたが、ひと月ほど前、止めました。理由は

視力。

ザ・シンガーズ・アンリミテッド/フレンズ

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20191019(了)
ザ・シンガーズ・アンリミテッド

/フレンズ

  ①スウィート・ジョージア・ブラウン          3:12
  ②春がまたくる時                   3:27
  ③ジャスト・フレンズ                 3:38
  ④トラブル・ウィズ・ハロー               3:45
  ⑤アイ・ガット・リズム                4:13
  ⑥ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニー・モア  4:09
  ⑦ホェン・ザ・サン・カムズ・アウト           3:45
  ⑧エリナー・リグビー                 5:21
  ⑨シー・ウォズ・トゥー・グッド             3:56
  ⑩釣りに行こう                    3:37

   ザ・シンガーズ・アンリミテッド
     ジーン・ピュアリング(ヴォーカルアレンジ)、ドン・シェルトン、
     レン・ドレスラー、ボニー・ハーマン
   パトリック・ウィリアムズ(Orch.アレンジ&指揮)&オーケストラ
     デイヴ・グルーシン、チャック・レイニー、トム・スコット他

   録音:1976年(ロスアンジェルス&独MPSスタジオ)
   1990/CD/ジャズ系ヴォーカル/Ⓟ1977 MPS//ポリドール/邦盤/中古
   <★★★☆>

 

11月に入りました。ほぼ快晴。インコへのシャワーを実施。
犬っころへのシャワーは、前回アップした左前脚のハチ刺されの傷が治っ
てからにします。少々臭うのですけどね。

 

長らくリストアップしていて、久々に見たら安くなっていまして、手に入れ
ました。
もちろん傑作『Invitation』の出来を期待して。
でも、結論から言うと、彼らのアルバムとしては普通の出来でした。

歌のほうのアレンジは水準をクリアしていますが、問題を感じたのはバック
バンドのほう。
メンバーになんとGRPレーベルを立ち上げる直前のデイヴ・グルーシンが入
っていたり、トム・スコットがサックスやフルートを担当していたりと、多分
実力のあるバンドなんでしょう。
ジャンルとしてはビッグバンドによるフュージョン寄りのサウンド。録音はこ
うした場合の常として、歌はドイツのMPSのスタジオ、バンドのほうはロスア

ンジェルスで。
いや、バンドもけっして悪い出来というほどではない気がするんですが、ワタ
シの感性ではどうも歌とどこか合わない。微妙なところなんですけどね。

エリントン、アーレン、バーグマン、ハート、ガーシュインなどのスタンダー
ド系が多い中で、ビートルズでは特に好きな「エリナー・リグビー」(マッカートニー)
がはいっていて、嬉しかった。でもオケのほうのアレンジがオリジナルを気に

しすぎていまいち。この曲は「ア・カペラ」のどれかにも入っていたような気

がします。

ワタシは②や④や⑦などのスローテンポのものがよかった。
でもこのアルバムの主眼はアップテンポのものかもしれないな。そっちのほう

が出来がいいという人もいるでしょうね。これはもちろんワタシの好みの問題

・・・

 

ジャズ・ヴォーカル・グループというとフォー・フレッシュメンがまず思い浮
かぶけれど、だいたい同じ時期に人気を二分するグループがあってハイ・ロー
ズと言った。その中のメンバー、G・ピュアリングが後に作ったのがザ・シン
ガーズ・アンリミテッド。
この時期にはライブがすばらしいマンハッタン・トランスファーという実力、
人気とも絶大だったグループがいたし長く活躍もしたんだが、シンガーズ・ア
ンリミテッドのほうは“マントラ”とは全く違ったスタイルで、もともとライヴ
は考えていなかった。CMなどのための、まあ表にその名が出てこないスタジ

オミュージシャン的ヴォーカルグループで、特色は長い残響や重ね録りなどに

よる異常なまでに美しい人工的なサウンド
これをたまたま気に入ったオスカー・ピーターソンが持ち掛けて最初のアルバ

ム『イン・チューン』を製作、表舞台に出て人気グループになった・・・ 


脱線しました。
こういうことはどうでもいいのです。
言ってみたかったのは、彼らの声と、ビッグバンドとの相性は悪いとまでは言
えないものの、あまり良いとも言えない、コンボのほうがいいんじゃないかと
思えるということなのです。どうでしょうか・・・
何度も聴いているうちに、アップテンポもビッグバンドとやっていることにも
馴染んでしまいましたけどね。

 

ディスコグラフィー
In Tune (with Oscar Peterson)(1971年)
A Capella(1971年)
Christmas(1972年)
Four Of Us(1973年)
Invitation (with The Art Van Damme Quintet)(1973年) 
Sentimental Journey (with The Robert Farnon Orchestra)(1974年)
A Capella II(1975年)
Feeling Free (with The Pat Williams Orchestra)(1975年)
A Special Blend(1976年)
Friends (with The Pat Williams Orchestra)(1977年)
Eventide (with The Robert Farnon Orchestra)(1977年)
Just In Time (with The Roger Kellaway Cello Quintet)(1977年)
The Singers Unlimited With Rob McConnell And The Boss Brass(1979年)
A Capella III(1980年)
Easy To Love(1981年)

 緑色の斜体の字のものは持っていません。企画もの(ベスト盤)でそれぞ

 れの一部は聴いたことがあります。

 Eventide は邦題「愛のフィーリング」で出ていたようです。このタイトル

 曲は当時日本でもはやりました。これのみ手に入りそうですが、ほかは今

 のところ難しそう。

 

スズメバチ、その後

10/30(水)

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柴犬娘の、スズメバチに刺されたあたりが、こんなふうになっちゃいました。

傷が膿んだ。こりゃいかんと医者に行ったら、舐め続けているからいけない

そうで、抗生物質を打たれた。定期の薬購入などと併せて、高くついたなぁ。

カミサン、さっそくペット用の保険を検索していた。

それでも、上の写真は昨日のものなので、だいぶん乾いて固くなりつつあり

ます。

以下は情けない姿。舐めないようカバーを装着して3日目。

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飲み薬よりはいいだろうと勝手に注射に決められ、あれよという間にこれを

装着されてしまったんでした。

けっこうメンドクイサイのです。飲み薬でもよかったかと、とっさに告げな

かったのを後悔。

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これ、名を知らない、首カバー? 領収書には「カラー 2L」と書いてあるだ

け、¥2750!高!

始めしょげますよと先生に言われた通り、すねる、食べない、飲まない、オ

シッコしない、ウンコしない、ぶつかりまくって立ち止まっては固まってし

まう、、、

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台に載せないと食べられませんよと言われたので、台の上に餌や水を置いた

ものの、どう誘導しても食べない。なもので、好きそうなものを手に載せて

食べさせ、食欲を刺激させて、そのあと小さい器、普通の器へと変えながら、

それでも手に持った状態で給餌。それだとなんとか食べる。なんだか、そう

いうのに味をしめられそうやな。水も似たような形で飲む。ワタシは、べた

べたしたくないのですが、カミサンに言わせれば、「口だけエラそうやけど、

優しいこと!べたべたやん! ワタシにも・・・」(以下省略)

かわいそうではあるのですが、ま、それでも、少しは慣れましたかね。

さすがに散歩はしたがります。

完治には三週間ぐらいはかかりますよと言われたのが思い出され、ワタシの

ほうだってしょげてます。基本的に飢えることがないので、自分で台から食

べるようになるのはむずかしそうやな・・・

彼女、2回目の生理の最中でもあります。それで機嫌がよくないの

かな・・・

避妊手術するかどうか、まだ決めかねています。

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ヘイヘイ、元気ださんかい・・・

映画『ザ・ミスト』

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20191015(了)
映画『ザ・ミスト』 

  ダニエル・ロビィ監督//ロマン・デュリス/オルガ・キュリレンコ
  2017年製作/89分/仏/配給:カルチャー・パブリッシャーズ/(DVDレンタル)
  原題:Dans la brume
  <★★☆>

こういうのは普通アメリカ製と決まっているもんだから、フランス製という
のにちょっと興味がわきました。
舞台はパリで、都市は今と変わらないが、近未来の感じ。道路を挟んで向か
い合った建物にそれぞれ仕事場と自宅がある一家。自宅には娘がいて、ある
種のカプセルの中で生活している。自己免疫疾患のためだ。いつ出られるか
もわからない。このカプセルがSFっぽく、はじめに近未来だと思った理由。
ある時地震(のようなもの)が起き、地下からやや黄色っぽい煙のようなガ
スが湧き上がって来て、パリの街の3階部分あたりまで覆って滞留してしま
い、町のあらゆる機能が停止。そのガスが何なのかはわからない。色のつい
二酸化炭素みたいなもので、毒性なんかもわからないが、中にいては窒息
死する。累々と死体。

最初はどっと増えたガスだが、いったん落ち着いてからは、微増が続く。サ
スペンスのネタ。

パリの外のことは一切わからない。電気は来ず身近なバッテリーも切れ、食
料だって先が見えている。とりあえず4F以上にいた人間が生き残り、この一
家については、親は高いところに逃げてひとまず無事。娘は3Fぐらいでガス
の中にいるものの、カプセルの気密が厳重で大きなバッテリーがついている
もんだから、もつ間だけは大丈夫。もちろんそれもサスペンスのネタ。
親が逃げ込んだ部屋には、奥さんが若干ボケかけた老夫婦が住んでいる。こ
の夫婦も主な出演者になる。

建物の上のほうがそこいらじゅうでプカプカ浮いているように見える、なか
なか面白い景色。
しかし下へ降りてガスの中に入って行かなきゃならない。
最も大事な道具は酸素ボンベとマスク・・・
こういったSF的シチュエーション・ドラマ。

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SF的という理由はほかにもあって、これは生き残り方に関わっているので、
書けません。
え?というエンディングが待っています。思い返せばその気はちらっと見せ
てくれてはいたんですけどね。



スズメバチ

10/26(土)

『愛犬家の動物行動学者が教えてくれた秘密の話』 マーク・ベコフ著
(書評欄から) 面白そうです。
でも知らぬことだらけ、というのは結構わかっているつもりです。
ここのわずかに紹介していることだって、常々気にはなってます。気になるもん
だから、散歩時などに、すぐ近くに他人がいないと、つい声をかけてしまいます。
 「・・・なぁ、なんでオマエは・・・てなことをするんだ。ん?」
特に、嗅ぎ分けた臭いをどう判断するのかなんて、、、

「権力闘争」はもう終わってしまった。

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数日前、ウチの柴犬娘が散歩中にスズメバチに刺されまして、たいへんでした。
ちょっと眼を離していたら、木の根元に何匹かスズメバチがかたまっていると
ころに踏み込んでしまい、左前脚の足首あたりを刺された。一カ所だけだった
のは僥倖だったかもしれない。とにかく突然これ以上ないという悲鳴を上げ始
めた。すぐに刺されたことは分かった。のたうちまわったあと、震える左脚を
挙げたまま、今度はうずくまって動かなくなってしまった。
その時、散歩のもっともウチから遠い地点だった。弱った・・・
アナフィラキシーショックという感じではなく意識もはっきりしているような
ので、抱いてうちまで取って返し、医者に連絡するも診療外時間で留守。虫刺
されをじゃぶじゃぶかけて様子見。少し落ち着いたので車に乗せてその病院に
行くもやはり先生は不在。看護婦がいて先生に連絡がつき訊いてもらうと、命
に別状ないから、どうしてもというなら診療時間になってから来てもらうか、
ほかの病院に行ってくれという。刺された時、すぐにワタシのションベンをか
ければもう少しましだったかなぁ、などと思いながら帰宅。
夜には、腫れた足を上げがちながら更に落ち着き、食事もちゃっかりとった。
医者には行かずじまい。翌日にはびっこをひきつつも歩き、午後のいつのの散
歩時間には腫れも引いて、普通に散歩。
さらに翌日には、刺されたことなんか忘れたみたいな感じに戻りました。
実際には針に刺された箇所が傷になっているので、まだ安心はしてません。

(明後日には病院に行くので、診てもらいます。)
2度目に刺された時のアナフィラキシー・ショックがヤバイ、なんてことも聞き

ますね、、、

考えてみれば、10月の20日も過ぎていてハチがいるってのもなぁ。この時期に

なると、鳴くコオロギ類のほかは、気にする昆虫といやあスズメガの類ぐらい
だもの、油断もするって!(まあ言い訳や。ホンマごめんな)

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   刺された前日あたりの写真。丈をすっかり短くされたキンモクセイ

   御覧いただけるでしょうが、この後ろ側ににも、ずーっと続いています。

 

そんなわけで・・・
(って、わけなどあまりない)
この本、とても面白そうなのですが、読まないと思う。


すぐそこから始まるケヤキ並木のケヤキの本数より、実はもっと本数の多いキン
モクセイが花の最盛期を越えたところ。雨で落ちた花で地面が橙色に染まってい

るところもあります。香りはまだ強く漂っています。

 

なんと、今日はギンヤンマが池を巡回していました。
信じられん。10月26日・・・。






めったに聴かない作曲家の作品をまとめて

20191017(了)
ブルッフ交響曲№1-3,2台のピアノのための協奏曲
(CD1) 66:40
①-④ 交響曲 第1番 29:10
      10:20/4:53/5:47/8:17
⑤-⑦ 交響曲 第2番 37:21
      12:26/13:34/11:20
(CD2) 77:14
①-④ 交響曲 第3番 36:06
      12:15/10:40/6:59/6:17

     ケルン・フィルハーモニー・ギュルツェニヒ管弦楽団
     指揮:ジェイムズ・コンロン
     録音;1992-93/Philharmonie,Cologne

⑤-⑧  2台のピアノのための協奏曲 22:41
      5:24/4:54/5:21/7:07

     アンタル・ドラティ指揮/ロンドン交響楽団
     ネイサン・トワイニング(p)、マーティン・バーコフスキー(p)
     録音;1973/キングズウェイ・ホール,ロンドン

⑨-⑭ 6つのピアノ小曲集 Op.12 11:46
⑮-⑯ 2つのピアノ小曲集 Op.14  6:29

     マーティン・バーコフスキー(p)
     録音;1974/ロスアンジェルス

     CD/交響曲・協奏曲/コンピレーション Ⓟ&ⓒ 2009、ワーナー・クラシックス
     <★★☆>

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MAX(Christian Friedrich)BRUCH 1838-1920/ケルン---ベルリン

後期ロマン派や近代に組せず、シューベルトメンデルスゾーン、シューマ
ン、ブラームスのラインからは出ようとしなかった。後期ロマン派の潮流に

馴染めず、新しいものを攻撃したんだと。
その攻撃性は音楽からはわからないけれど、古さなら実によくわかる。
近いのはメンデルスゾーンブラームスでしょうか。
「ヴァイオリン協奏曲第1番」と「スコットランド幻想曲」が特によかった
ので聴いてみる気になったのですが、まあ残念賞ですね。

とてもいいメロディを書くという印象だったものだから、交響曲だって期待
したんですが、交響曲の1番、2番はちょいとつらかった。
ぜんぜん素敵なメロディがなかったなぁ。
3番はさすがにすこし洗練されてます。
素敵だったのは緩徐楽章。メロディアスじゃないものの、とても落ち着いた
雰囲気で、天国的と言ってもいい。

「2台のピアノのための協奏曲」のよかったところは、わかりやすいメロディ
に満ちていたことぐらいでしょうか。
それ以外ははっきり言って退屈でした。ヴァイオリン協奏曲第1番のような
冴えがない。
時代錯誤と言っても失礼だとは思わない、それぐらいロマン派の音楽。ある
意味模造品みたい。あるいは、ロマン派の亡霊に取りつかれていた。
演奏はドラティ/ロンドン響が素晴らしかったが、ピアノはいまいち。

小曲集2種類は、一応ちゃんとしたピアノ曲で、上記協奏曲のところで書い
たことがそのまま当てはまる。ワルツやその他三拍子ものなんてとても愛ら
しかった。
でも、演奏はなんだか冴えなかった。
独奏曲は協奏曲ほど違和感はなかったんですけどね。
メロディの才能はピアノよりはヴァイオリンにマッチしたんじゃないかなぁ。

考えたらわりと長命でなんですね。20世紀に入るころには既に60歳を過
ぎていて、古いアカデミズムのようなものから出てみる気はもう起きなかっ
たというようなことなんじゃないか。分かりませんけど。



これって嫌韓「論」?

4日ほど前の「耕論」欄。
まあ理屈を述べるところ。
嫌韓」と字面が見えれば、素通りしても、実は気になる。
今回は3人の「論」を読みました。
そして、「なんじゃこれ!」のひとつ目をアップしてみたく

なりました。ちょっとかわっている。否定しているわけでは

ありません。

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ここには何の「論」もありません。
父親のことが書いてあるのみ。
読めば筆者が父親とは違うということはわかる。
この欄の始めに置いたのには意図があるみたいですね。

 

ワタシは、この筆者よりは年上で、この方のお父さんよりは
年下。

この方のお父さんの右傾化はここからでは理解できなかった。
こちらも、戦争に行った親父とは戦争の話をしたことがあり
ませんでした。戦争に行く前も後でもクリスチャンであるこ

とを止めなかったからか、´右傾化’なんてこととは縁がなかっ

たようですけど。

でね、ここで気にすべきは本当は自分なのです。

この方のお父さんのようになる可能性は、案外ゼロではない

ということです。