休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ザ・シンガーズ・アンリミテッド/フレンズ

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20191019(了)
ザ・シンガーズ・アンリミテッド/フレンズ

  ①スウィート・ジョージア・ブラウン          3:12
  ②春がまたくる時                   3:27
  ③ジャスト・フレンズ                 3:38
  ④トラブル・ウィズ・ハロー               3:45
  ⑤アイ・ガット・リズム                4:13
  ⑥ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニー・モア  4:09
  ⑦ホェン・ザ・サン・カムズ・アウト           3:45
  ⑧エリナー・リグビー                 5:21
  ⑨シー・ウォズ・トゥー・グッド             3:56
  ⑩釣りに行こう                    3:37

   ザ・シンガーズ・アンリミテッド
     ジーン・ピュアリング(ヴォーカルアレンジ)、ドン・シェルトン、
     レン・ドレスラー、ボニー・ハーマン
   パトリック・ウィリアムズ(Orch.アレンジ&指揮)&オーケストラ
     デイヴ・グルーシン、チャック・レイニー、トム・スコット他

   録音:1976年(ロスアンジェルス&独MPSスタジオ)
   1990/CD/ジャズ系ヴォーカル/Ⓟ1977 MPS//ポリドール/邦盤/中古
   <★★★☆>

 

11月に入りました。ほぼ快晴。インコへのシャワーを実施。
犬っころへのシャワーは、前回アップした左前脚のハチ刺されの傷が治っ
てからにします。少々臭うのですけどね。

 

長らくリストアップしていて、久々に見たら安くなっていまして、手に入れ
ました。
もちろん傑作『Invitation』の出来を期待して。
でも、結論から言うと、彼らのアルバムとしては普通の出来でした。

歌のほうのアレンジは水準をクリアしていますが、問題を感じたのはバック
バンドのほう。
メンバーになんとGRPレーベルを立ち上げる直前のデイヴ・グルーシンが入
っていたり、トム・スコットがサックスやフルートを担当していたりと、多分
実力のあるバンドなんでしょう。
ジャンルとしてはビッグバンドによるフュージョン寄りのサウンド。録音はこ
うした場合の常として、歌はドイツのMPSのスタジオ、バンドのほうはロスア

ンジェルスで。
いや、バンドもけっして悪い出来というほどではない気がするんですが、ワタ
シの感性ではどうも歌とどこか合わない。微妙なところなんですけどね。

エリントン、アーレン、バーグマン、ハート、ガーシュインなどのスタンダー
ド系が多い中で、ビートルズでは特に好きな「エリナー・リグビー」(マッカートニー)
がはいっていて、嬉しかった。でもオケのほうのアレンジがオリジナルを気に

しすぎていまいち。この曲は「ア・カペラ」のどれかにも入っていたような気

がします。

ワタシは②や④や⑦などのスローテンポのものがよかった。
でもこのアルバムの主眼はアップテンポのものかもしれないな。そっちのほう

が出来がいいという人もいるでしょうね。これはもちろんワタシの好みの問題

・・・

 

ジャズ・ヴォーカル・グループというとフォー・フレッシュメンがまず思い浮
かぶけれど、だいたい同じ時期に人気を二分するグループがあってハイ・ロー
ズと言った。その中のメンバー、G・ピュアリングが後に作ったのがザ・シン
ガーズ・アンリミテッド。
この時期にはライブがすばらしいマンハッタン・トランスファーという実力、
人気とも絶大だったグループがいたし長く活躍もしたんだが、シンガーズ・ア
ンリミテッドのほうは“マントラ”とは全く違ったスタイルで、もともとライヴ
は考えていなかった。CMなどのための、まあ表にその名が出てこないスタジ

オミュージシャン的ヴォーカルグループで、特色は長い残響や重ね録りなどに

よる異常なまでに美しい人工的なサウンド
これをたまたま気に入ったオスカー・ピーターソンが持ち掛けて最初のアルバ

ム『イン・チューン』を製作、表舞台に出て人気グループになった・・・ 


脱線しました。
こういうことはどうでもいいのです。
言ってみたかったのは、彼らの声と、ビッグバンドとの相性は悪いとまでは言
えないものの、あまり良いとも言えない、コンボのほうがいいんじゃないかと
思えるということなのです。どうでしょうか・・・
何度も聴いているうちに、アップテンポもビッグバンドとやっていることにも
馴染んでしまいましたけどね。

 

ディスコグラフィー
In Tune (with Oscar Peterson)(1971年)
A Capella(1971年)
Christmas(1972年)
Four Of Us(1973年)
Invitation (with The Art Van Damme Quintet)(1973年) 
Sentimental Journey (with The Robert Farnon Orchestra)(1974年)
A Capella II(1975年)
Feeling Free (with The Pat Williams Orchestra)(1975年)
A Special Blend(1976年)
Friends (with The Pat Williams Orchestra)(1977年)
Eventide (with The Robert Farnon Orchestra)(1977年)
Just In Time (with The Roger Kellaway Cello Quintet)(1977年)
The Singers Unlimited With Rob McConnell And The Boss Brass(1979年)
A Capella III(1980年)
Easy To Love(1981年)

 緑色の斜体の字のものは持っていません。企画もの(ベスト盤)でそれぞ

 れの一部は聴いたことがあります。

 Eventide は邦題「愛のフィーリング」で出ていたようです。このタイトル

 曲は当時日本でもはやりました。これのみ手に入りそうですが、ほかは今

 のところ難しそう。