休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

一週間のメモから・・・ティッピ・ヘドレン

12/12(水)から
1)宇宙はどこまで行けるか/ロケットエンジンの実力と未来 小泉宏之(中公新書)1080円
2)もしも宇宙に行くのなら/人間の未来のための思考実験 橳島次郎(岩波書店)2052円
12月1日の読書欄。
今考えられるロケットエンジンでは、ロケットの重さの3-4%しか宇宙に行けず、
しかも最短で1400年かかるんだって。
新しい推進力が作られなければ、宇宙旅行なんて考えられない。
何十億、何百億の費用を出して月に行くぐらいでは、気持ちは満足しそうもない。
行く気のあるお金持ちはぞろぞろいらっしゃるらしいがね。
今日の朝刊の第一面で、、、
41年前に宇宙へ旅立ったヴォイジャー2号が、やっと太陽風の届かないところへ
出た。つまり「宇宙」へやっと出た、という記事。
いろいろ積んでいるそうな。早々に拾ってくれるところがあったら、けっこう恐い
気がするが、洟もひっかけてくれない可能性のほうが大きいだろうな。
ともかく、人間のサイボーグ化が進まなきゃ話になるまい。あるいはAIにまかせ
るか。

12/14(金)から
天声人語
樹木希林の言葉・・・
老いや病気にブレーキをかけたいとは考えない
病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はない
長くがんと付き合っていると「いつかは死ぬ」じゃなくて「いつでも死ぬ」という
 感覚なんです
自分の人生を使い切りたい
なかなか重いなぁ。

韓国の趙南柱(チョ ナムジュ)という女性作家の本が売れているという。
100万部を超えたそうな。
  結婚すると「経断女」(キョン ダン ニョ)になる 私自身そうだった
「経歴断絶女」の意。
  韓国の昨年の出生率は過去最低の1.05。今年はさらに下がりそうです。
  日本(1.43)を下回り、世界でも最低水準・・・
なにかにつけ極端な反応をする韓国らしいはなしで、わかりやすい。
日本と似ている。
わかりやすいが、、、

12/17(月)から
卓球、ワールドカップ・グランドファイナルだかで、男子シングルスでまだ15歳の
張本が優勝。女子ではダブルス(伊藤美誠)で優勝・・・
記事で、このところ一般的になったチキータを解説している。難しいらしい・・・
 チキータを見分けることはそれほど難しいことなのだろうか。そんなことはない。
チキータの外見上のもっとも簡単な特徴は、バックハンドでラケットを引いてから
打ち終わるまでの間、ラケットが卓球台の上にあることだ。これでボールに前進
回転をかけるようにラケットの先端を上方に旋回する打ち方をして速いボールを
打っていればチキータなのだ(似たような打ち方にフリックがあるが、最近はほ
とんど使われないので無視してよいだろう)。
  
 テレビでチキータと混同されるのがバックハンドの「ドライブ」で、ラケットを卓球
台よりも下に引いてから上に振り上げる打法だ。
  
 つまり、バックハンドで前進回転でレシーブするときに、打つ前にラケットを卓球
台より下げていればドライブで、下げていなければチキータなのだから、誰でも簡
単に見分けがつくのだ。
 そして、実はこの違いこそがチキータの価値、威力そのものなのである。
上はネットのニュースの一部。
卓球130年の歴史でも、一二を争う画期的な技術だと言っている。
以下、くどくどと説明がある。卓球をよく知らない人にはこうでも言わないとわから
ないのはわかる。
で、張本のチキータが優れていることを、優勝と結び付けている。
日本男子の頂点にい続けてきた水谷選手の苦労と共に。
ドライブ並みの威力のためには、狭い台上ではフォアではできないが、バックなら、
なんと270度!もの角度を回転させられる。
台上に近づくスピードのみならず、強く確実なコースを狙い打つためには、とんでも
ない練習が必要らしい。
ワタクシメの高校時代や大学時代には、似たような所作はあったけれど、それを極
めるなんて考えられなかったんだな。それに、当時は少なかったシェイクハンドでな
いとできないしね。


12/19(水)から
華のシャワーをする。(ウチの娘っ子です、犬の)
顔近くは必死に抵抗するので、こっちもかなり力を入れてやる。
ほとんど叱りつけているようなものだと思うのだが、終わると、ケロッとして甘えやが
る。
引っ張られるととりあえず嫌がるのと同様、シバイヌ独特のヘンな頑固さだろう。ウチ
の人間の娘のほうが言っていたとおりじゃないか。
とにかく思った以上に細かい毛が多い。寒いのにもかなり強いんだろうな。

朝日の夕刊に、なんと「ちつ」の話。
珍しいが、いいことだと思う。
それにしても、こんなにセクシュアリティのことをストレートに出すなんて・・・
それが許される感じなのは、世間がでもない、社会通念がでもない、ひとえに体が
その知識を必要としているらしいことによる。
‘ちつのトリセツ’という本を出している出版社の社長さんご本人の記事だ。
カミサンより一歳上! なんでカミサンのことをだすのかというと、それはここでは
「ヨウセツメイシマヘン・・・」
カミサンに記事は見せたら読んで反応してました。(・・・)
(本を取り寄せる気はない)

夕刊に、奈良の旧市街にできていて、今年観に行った「ならまち糞虫館」のことが
大きく載っていた。(ここにも以前取り上げたはずです。糞虫の働きのすごさ!)
土日だけの開館なんだが、親子連れが結構来ているとか。慶賀!

もう日付が変わっている。いつものように深夜、テレビでD・lifeをつけて、PCをさわ
りつつ観るともなく観ているると、「CSI科学捜査班」の古いのを再放送していたの
だが、出ていた華美に着飾ったバアサンの顔を見ていてハッとしました。
ティッピ・ヘドレン??? 
こうしたドラマに、時々見覚えのある古い役者が出てくることが多いが・・・これには
ビックリ。よく気が付いたなというべきかもしれない。
来年上映予定のMETのオペラのライブビューイング第4作「マーニー」のことが頭に
あったからかもしれない。
映画ったってヒッチコックのこれと「鳥」しか知らないけれどね。
 (あとで調べてみたらWIKIに載っていました! 2008年の同シリーズ作品。10年
  前の作品なんやね。こっちはそんな前のもの観てたんや・・・)