休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

奈良(2-2) ならまち糞虫館


10/9(火) 奈良2-2
もう一つは『ならまち糞虫館』見学。
最近再オープンしたらしい。昆虫少年が脱サラして始めたという世界でも珍し
い、日本ではここだけの糞虫博物館。世界中とは言えないかもしれないが、
世界各地から集められている。
我らのリーダーは知っていたらしい。直前にワタシがネットに出ているのを見
つけて書き送ったら、ならば行ってみようかということになった。土日の午後
しか開いていないのにもうまく合致、ラッキー!
糞を餌にするべく特化したコガネムシの世界。
大きさは2ミリに満たないようなものからカブトムシサイズまで。色のバラエティ、
角があるタイプなど形やデザインのバラエティ、いやちょっとすごいものでした。
イメージ 1

奈良公園てのはね、「糞虫の聖地」なんだって。
何しろ、これだけ広いところで鹿どもがのべつ幕なしに糞をするのに、奈良公
園は、十分に美しい。誰がきれいにしているんだ!
そう、もちろん糞虫が処理している(=食べている)からなのですな。
イメージ 2
イメージ 3

よくフンコロガシっていうけれど、日本の糞虫160種ほどは「転がさない」タイ
プなんだって。ちょっとだけ残念。丸めた糞を尻を上げて後ろへ押し転がすか
らこそ印象に残っているというのに・・・
でも・・・
ここ、人気が出るといいな。
土日の午後だけじゃだめだろうし、小さいとはいえ入館料も安すぎるだろうけ
れど・・・

養老孟子先生の趣味の結晶らしい、鎌倉の博物館も行ってみたい。きっとお
好きな「ゾウムシ」だけじゃないんだろうけれど、ゾウムシはちょっと小さすぎる
から、拡大しなきゃならない。そんなふうに工夫されているんだろうか。
いただいたかわいいパンフに載っていた糞虫。日本のじゃなくてカラフルなも
の。展示物の写真は撮っちゃまずかろうと思って・・・
イメージ 4
 (始めの写真の小冊子から。色鮮やかだし形の妙もわかるけれど、これらは、まあいわ
  ばド派手な部類。ルリセンチコガネなどというのになると、微妙な色合いのすばらしさ
  は、写真では写しとれない。フンとこの美しさというのは、いったいどういう関係なんだ
  ろう。昆虫じゃよくある話ではあるけど・・・ )


次は、11月? 柳生街道?
これしきで足腰がイカレルようじゃ話にならん。
ホントに情けない。
ハードな運動はいいから、とにかく歩けるように・・・

<付録>
イメージ 5
(歩き始めに行った般若寺/コスモス寺にて)

イメージ 6
奈良県庁の屋上。この一階で昼飯を摂ったあと上ってみました。見慣れた景色。
土曜日なのに上らせてくれる。さすが観光立県。東大寺若草山の方角。)

イメージ 7
(これも県庁の屋上で、南の方角。逆光気味の興福寺の塔・・・ ずっとむこう、
山頂が雲に隠れているのが、金剛山葛城山から二上山にかけての山並み。
縦位置に近い角度。山並みを右へ越えると、ワタシが住んでいるところ・・・)