休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

フン虫に夢中

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20201015(了)

フン虫に夢中 ウンチを食べる昆虫を追いつづけて

   いどき えり 著
   監修&解説 中村圭一(ならまち糞虫館館長)
 
        まえがき
 第一章  フン虫入門
 第ニ章  生き物好きのけいちゃん
 第三章  運命の出会い
 第四章  フン虫にはまる
 第五章  分かれ道
 第六章  フン虫へのかわらない情熱
 第七章  ならまち糞虫館、ついにオープン
       (解説) ゴールではなく、スタートライン
 
       2020年9月/伝記/くもん出版/単行本
       <★★★☆>

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読んでみました。
ジャンル的には、とりあえず「伝記」としましたが、“半生”ぐらいがちょう
どいいと思います。なんたって、スタートラインに立っただけなんですから。
 
 
ワタシはこの「ならまち糞虫館」に一度連れて行ってもらったので、一応知
っています。おととしだったかな。
こんな路地にあるなんて思わなかったですね。
そして驚愕したのは、糞虫が、糞虫のみがあの厖大な鹿の糞を食って(処理
をして)いるってこと。これがどれほどすごいことか! なんと、人は何もや
ってないんですよ・・・
なんてね、以前確か書いた。年間の糞のトン数とか数字込みで。
大人にだって十分楽しかった。ワタシがけっこう虫好きだからってこともあ
るかもしれない。子どものころに、虫に興味がなかった人には、案外難しい
ということもあり得るけれど。
糞虫なんて知らない子どもの頃は、例えば角のあるダイコクコガネ(だった
かな)なんて、ワタシは「小さなカブトムシ」もいるもんだなどと思ってま
したっけ。
 
糞虫館は奈良公園のついでに、やっぱり子どもに見てもらうのがいいという
か、必要だと思う。この本も子どもに読んでもらうのがいいな。
糞虫館は、近所の子どもたち以外はそう簡単には行けないだろうけれど、こ
れ読んだら、親にねだって行くコもでてくるかも。
入館料は高くないものの、小さい民家だから、小学生でも、旅行でやってき
た100人とか200人とか、団体さんにいっぺんに観せるのはたいへんだろう
な。そういう場合はどう捌いているんだろう。
 
残念なのは、本のカバーで、、、どう見てもあまり魅力的とは言えない。子
どもが手に取りたくなるだろうか。ワカランけどさ。
 
中村さん、「むしむしブログ」というのを書いておられると載っていたので、
覗いてみました。
マメに更新されています。
 
造り酒屋の一杯ついでに、また連れて行ってもらいましょう・・・

 

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